月次概況(2024年3月)
Monthly Overview
2025年2月期
総括
当月のアパレル市況は、2月までの暖冬傾向から一転して気温が低めに推移したことにより、春物衣料販売が伸び悩み、全体に低調な推移となりました。
当社においても、前半は低気温により春物衣料品の本格稼働が後ろ倒しとなった影響を受け、低調な滑り出しとなりましたが、後半は気温の上昇とともに初動が遅れていた春物衣料販売が漸く本格化し、特にスーツ、ジャケット等のビジネスアイテムやオケージョン対応アイテムが好調に稼働したことで、中盤以降は前年並み、最終盤には前年を上回る基調となりました。ただ月トータルでは、低温が続いた前半の不振が大きかったこと、又コロナ禍明けのリベンジ消費で月初から大きく売上を伸ばした昨年の反動もあって、前年を下回る結果となりました。
以上の結果、3月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比97%、EC・通販は前年比90%、全社売上高は前年比96%となりました。
店頭販売額前年比
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 上期 | |
全社 | 96% | ||||||
ブランド別 |
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MACKINTOSH LONDON | 108% | ||||||
MACKINTOSH PHILOSOPHY | 103% | ||||||
Paul Stuart | 98% | ||||||
EPOCA | 93% | ||||||
婦人服*1 | 90% | ||||||
コーポレート*2 | 107% | ||||||
LOVELESS | 53% | ||||||
販路別 |
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百貨店 | 95% | ||||||
直営店 | 100% | ||||||
EC・通販 | 90% | ||||||
アウトレット | 106% |
- 婦人服はAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。
- コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
実店舗数
2023/2末 | 2023/8末 | 2024/2末 | ||||
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店舗数 | 前年同月比 | 店舗数 | 前年同月比 | 店舗数 | 前年同月比 | |
百貨店 | 738 | -59 | 726 | -54 | 731 | -7 |
直営店 | 40 | 1 | 40 | 2 | 42 | 2 |
アウトレット | 31 | -2 | 35 | 2 | 34 | 3 |
総計 | 809 | -60 | 801 | -50 | 807 | -2 |
- 百貨店の場合は売場数。直営店には賃貸借契約の百貨店及びマルイ等を含む。