総括

月初においては、緊急事態宣言下で低迷した昨年の反動もあり、初売りも含め前年比大幅増となり順調な滑り出しでした。しかしながら中盤以降、オミクロン株感染者数の急速な拡大を受け、9日に3県にまん延防止等重点措置が発令、21日には16都県、27日には34都道府県に対象地域が拡がるという想定外の事態となり、その影響を受けてリアル店舗での集客が大きく落ち込み、中旬以降は一転して苦戦を強いられました。ただ、昨年末までプロパー販売強化を徹底したことの効果もあり、年初から中旬までのクリアランスセールが比較的好調であったことに加え、春物プロパー商品の早期展開によりプロパー販売も併行して順調に推移し、中旬以降の急速な商況悪化による落ち込みはあったものの、月間では前年実績を上回ることができました。

以上の結果、1月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比133%、EC・通販はセール在庫縮小も、プロパー好調により前年比102%、全社売上高は前年比126%となりました。

店頭販売額前年比