月次概況(2022年11月)
Monthly Overview
2023年2月期
総括
当月のアパレル市況は、新型コロナウイルス感染者数が再び増加傾向に転じたことや、月間を通して高気温が続いたこともあり、前月に比し市場回復の勢いがやや弱まる推移となりました。
当社においては、ブランドフェアや顧客向けイベント等の集客策を講じて、新規商材を含めた主力の秋冬商材をフルラインで打ち出したことにより、プロパー販売が概ね順調に進捗しましたが、高気温の影響もあって防寒アウターの本格稼働には至らず、緊急事態宣言解除後の反動需要や気温低下で比較的堅調であった前年同月比では微増の結果となりました。
一方、入国制限の緩和に伴い一部ブランドにおいてはインバウンド需要の回復がみられ、売上を補完する要因となりました。
以上の結果、11月単月の全社売上高は前年比104%、販路別では、百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計が前年比105%、EC・通販は前年比101%であり、全販路で前年を上回る推移となりました。
店頭販売額前年比
9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 下期 | |
全社 | 128% | 123% | 104% | ||||
ブランド別 |
|||||||
EPOCA | 123% | 117% | 102% | ||||
コーポレート*1 | 108% | 99% | 90% | ||||
LOVELESS | 71% | 81% | 72% | ||||
MACKINTOSH PHILOSOPHY | 136% | 127% | 101% | ||||
MACKINTOSH LONDON | 152% | 141% | 113% | ||||
Paul Stuart | 128% | 125% | 103% | ||||
婦人服ボリューム*2 | 118% | 113% | 96% | ||||
販路別 |
|||||||
百貨店 | 131% | 121% | 101% | ||||
直営店 | 106% | 120% | 112% | ||||
EC・通販 | 111% | 121% | 101% | ||||
アウトレット | 145% | 143% | 120% |
- コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
- 婦人服ボリュームはAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。