総括

当月のアパレル市況は、新型コロナウイルス感染症沈静化後の人流回復や月後半からの気温低下により秋冬商戦が活発化したこと、又引き続き旺盛なインバウンド需要にも支えられ堅調に推移しました。

当社においても、設立80周年を記念した全社プロモーションやブランドフェア等を実施したことにより秋冬物が順調に稼働し前年を上回る進捗となりました。特に10月まで高気温の影響で動きの鈍かったウールコート、ダウンコート等防寒衣料が、後半の気温低下とともに本格稼働し前年比二桁増の推移となり、全体売上を牽引しました。

以上の結果、11月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比109%、EC・通販は前年比103%、全社売上高は前年比108%という結果となりました。

店頭販売額前年比

• 婦人服はAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。
• コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。