総括

当月のアパレル市況は、コロナウイルス感染者数の減少傾向が続いていることに加え、卒・入学式、入社式等イベントの復活や旅行を含む外出機会の増加、更には入国規制緩和以降の活発なインバウンド需要に支えられて、前月に引き続き堅調に推移しました。

当社においても、スプリングコートを始めとする旅行その他外出用の春物商材や、セットアップスーツ、ジャケット、ブラウス等オケージョン需要対応商品を中心にプロパー商材が好調に稼働したことにより、前年を大きく上回る結果となりました。
また、リアル店舗とEC連動にて春物商材の本格展開に合わせたブランドフェア等の集客策を実施したことや、リアル店舗においてはインバウンド売上が継続的に増加していることもあって、全販路で前年を上回る推移となりました。

以上の結果、3月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比118%、EC・通販は前年比106％、全社売上高は前年比116％となりました。

店頭販売額前年比

• コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
• 婦人服ボリュームはAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。