総括

当月前半はオミクロン株感染の拡大に伴う36都道府県へのまん延防止等重点措置が3月21日まで延長されたことにより、前月に引き続きリアル店舗の集客が低迷し厳しいスタートとなりました。しかしながら中盤以降は感染者数の減少に伴い徐々に商況が好転し、3月22日にはまん延防止等重点措置が全面解除されたことで一気に市況回復が進みました。

当社においても、前半は苦戦しましたが、月初より店頭を全面春物プロパー商材に切り替えると共に、ブランドフェア等による集客施策を実施したことで、中盤以降は売上が急回復し、まん延防止等重点措置の全面解除と気温の上昇が相まって、春コートやアウター、ジャケット等のビジネス商材やオケージョン商材を中心に稼働し好調な推移となりました。一方でEC・通販においては、リアル店舗と歩調を合わせプロパー販売に切り替えセールを縮小したこともあって、前年を若干下回る結果となりました。

以上の結果、3月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比110%、EC・通販は前年比97%、全社売上高は前年比108%となりました。

店頭販売額前年比

• コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
• 婦人服ボリュームはAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。