月次概況(2021年7月)
Monthly Overview
2022年2月期
総括
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が全国的に騰勢に転じたことで、7月12日には東京都に緊急事態宣言が再発令される等、コロナ禍の影響が一段と強まっており、市場環境は7月に入って以降更に厳しさを増しております。又、7月23日に開会した東京オリンピックも、コロナ禍の下自宅観戦が一般化し、リアル店舗の集客に影響しております。
こうした厳しい状況下、店頭販売も依然回復の兆しが見えず低調な推移が続いております。春夏物のクリアランスについては、6月25日の開始以来全般に盛り上がりを欠く展開になっていることに加え、当社においてはセール在庫が減少していることもあり前年を大きく下回った一方、昨年は控えた盛夏物や初秋物のプロパー商材を積極的に投入した結果、プロパー販売が順調に進捗し前年を上回る推移となりました。
以上の結果、百貨店・直営店等リアル店舗の売上は前年比96%、EC・通販においてもリアル店舗と同様に、セール在庫の減少や前年のセール施策拡大の反動により前年比91%、全社売上高は前年比95%となりました。一方2019年度との比較では66%であり、想定を若干下回る進捗となっておりますが、本年はプロパー販売比率が上昇したことや販管費削減の進展もあり、事業採算は大幅に改善しております。
店頭販売額前年比
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 上期 | |
全社 | 116% | 296% | 158% | 80% | 95% | ||
ブランド別 |
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EPOCA | 105% | 261% | 122% | 79% | 90% | ||
コーポレート | 107% | 180% | 125% | 86% | 90% | ||
LOVELESS | 92% | 165% | 118% | 74% | 75% | ||
MACKINTOSH PHILOSOPHY | 107% | 300% | 151% | 74% | 98% | ||
MACKINTOSH LONDON | 108% | 247% | 148% | 73% | 87% | ||
Paul Stuart | 111% | 350% | 183% | 84% | 97% | ||
婦人服ボリューム | 136% | 326% | 173% | 80% | 97% | ||
販路別 |
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百貨店 | 125% | 490% | 174% | 77% | 96% | ||
直営店 | 94% | 483% | 230% | 76% | 81% | ||
EC・通販 | 95% | 97% | 84% | 87% | 91% | ||
アウトレット | 125% | 1195% | 1070% | 99% | 115% |