月次概況(2025年9月)
Monthly Overview
2026年2月期
総括
当月のアパレル市況は、長引く残暑の影響は受けたものの、月後半の気温低下に伴い秋冬物が漸く稼働し始めたことや低迷していたインバウンド消費が持ち直したことで、全般に回復傾向となりました。
当社においては、記録的な猛暑の影響で秋冬物の稼働が進まず、主販路である百貨店を始め各チャネルにおけるプロパー販売が非常に厳しい進捗となりました。最終週になってやや猛暑が落ち着いたことにより、漸く秋冬物に動きが見られましたが、前半の苦戦をカバーするには至らず、9月合計では前年を大きく下回る結果となりました。販路別では、プロパー販路である百貨店、直営店は前年を大幅に下回った一方、EC・通販におけるセール販売は順調で、前年を大きく上回る推移となりました。
以上の結果、9月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比88%、EC・通販は前年比122%、全社売上高は前年比92%となりました。
店頭販売額前年比
9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 下期 | |
全社 | 92% | ||||||
ブランド別 |
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MACKINTOSH LONDON | 90% | ||||||
MACKINTOSH PHILOSOPHY | 96% | ||||||
Paul Stuart | 98% | ||||||
EPOCA | 97% | ||||||
婦人服*1 | 89% | ||||||
コーポレート*2 | 120% | ||||||
LOVELESS | 100% | ||||||
販路別 |
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百貨店 | 87% | ||||||
直営店 | 89% | ||||||
EC・通販 | 122% | ||||||
アウトレット | 96% |
- 婦人服はAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。
- コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
実店舗数
2024/8末 | 2025/2末 | 2025/8末 | ||||
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店舗数 | 前年同月比 | 店舗数 | 前年同月比 | 店舗数 | 前年同月比 | |
百貨店 | 702 | -24 | 706 | -25 | 697 | -5 |
直営店 | 41 | 1 | 37 | -5 | 35 | -6 |
アウトレット | 36 | 1 | 40 | 6 | 41 | 5 |
総計 | 779 | -22 | 783 | -24 | 773 | -6 |
- 百貨店の場合は売場数。直営店には賃貸借契約の百貨店及びマルイ等を含む。