月次概況(2024年1月)

Monthly Overview

2024年2月期

総括

当月のアパレル市況は、ラグジュアリーブランドは雑貨を中心に引き続き堅調に推移しましたが、一般アパレル市況は、暖冬傾向が続いたこともあって総じて盛り上がりを欠く推移となりました。

当社においても、初動の遅れていた主力のコートやジャケット、スーツ等のビジネスアイテムは順調に稼働したものの、ニット・カットソー等中軽衣料の品揃えが不十分だったこともあって前年割れとなり、全体に低調な推移となりました。販路別ではEC・通販はサイトリニューアル効果もあり前年を上回る結果となった一方、主販路の百貨店はクリアランス短期化の影響もあり、初売り商戦も含め前半は前年を割り込む厳しい推移となりました。後半は気温の低下や春物の前倒し投入の効果もあって徐々に盛り返し前年を上回る基調となりましたが、前半の不振をカバーしきれず、月間では前年を下回る結果となりました。

以上の結果、1月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比98%、EC・通販は前年比101%、全社売上高は前年比99%という結果になりました。

店頭販売額前年比

  9月 10月 11月 12月 1月 2月 下期
全社 96% 95% 108% 100% 99%    

ブランド別

MACKINTOSH LONDON 99% 96% 112% 101% 103%    
MACKINTOSH PHILOSOPHY 95% 98% 116% 104% 110%    
Paul Stuart 92% 93% 112% 103% 98%    
EPOCA 87% 89% 99% 94% 89%    
婦人服*1 91% 91% 103% 100% 95%    
コーポレート*2 105% 106% 137% 112% 112%    
LOVELESS 81% 67% 71% 64% 65%    

販路別

百貨店 97% 96% 107% 100% 96%    
直営店 109% 98% 102% 100% 99%    
EC・通販 76% 88% 103% 89% 101%    
アウトレット 111% 100% 122% 110% 110%    
  • 婦人服はAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。
  • コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。