月次概況(2022年7月)
Monthly Overview
2023年2月期
総括
当月のアパレル市況は、上旬から中旬にかけて新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に緩和される流れを受けて堅調に推移しましたが、中旬以降は感染者数が急増したことに加え、集中豪雨や猛暑等天候不順の影響もあり、一転して厳しい市況となりました。
当社においては、春夏物クリアランスの開始日を前年よりも1週間後ろ倒しの7月1日からとしたことで、上旬はセール売上が大きく前年を上回り全体売上を牽引しました。またクリアランスと併行して、盛夏対応のプロパー商材の投入や秋物の早期展開を実施したことで、プロパー売上も順調に推移しました。下旬以降は新型コロナウイルス感染者数が急増したことや猛暑の影響により、リアル店舗の集客が落ち込み急減速となりましたが、月間の売上は前年を大きく上回ることができました。
EC・通販においても同様に、クリアランスを7月1日からの開始としたことによるセール売上が拡大、またプロパー販売もリアル店舗と同様に順調に推移したことで、前年を上回る結果となりました。
以上の結果、7月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計は前年比119%、EC・通販は前年比117%、全社売上高は前年比119%となりました。
店頭販売額前年比
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 上期 | |
全社 | 108% | 133% | 175% | 106% | 119% | ||
ブランド別 |
|||||||
EPOCA | 103% | 132% | 194% | 106% | 121% | ||
コーポレート*1 | 115% | 144% | 169% | 113% | 132% | ||
LOVELESS | 81% | 102% | 92% | 73% | 77% | ||
MACKINTOSH PHILOSOPHY | 126% | 141% | 171% | 102% | 128% | ||
MACKINTOSH LONDON | 113% | 139% | 168% | 109% | 116% | ||
Paul Stuart | 123% | 144% | 201% | 121% | 135% | ||
婦人服ボリューム*2 | 107% | 132% | 181% | 105% | 114% | ||
販路別 |
|||||||
百貨店 | 108% | 137% | 201% | 107% | 118% | ||
直営店 | 103% | 116% | 156% | 99% | 103% | ||
EC・通販 | 97% | 105% | 112% | 92% | 117% | ||
アウトレット | 130% | 146% | 155% | 126% | 135% |
- コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
- 婦人服ボリュームはAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。