月次概況(2023年2月)

Monthly Overview

2023年2月期

総括

当月のアパレル市況は、卒業式や入学式等学校行事も含めたイベントの復活によりオケージョン需要が回復したこと、入国規制緩和以降インバウンド売上が継続的に増加していること等により、総じて堅調に推移しました。特にリアル店舗では、コロナ第6波の影響で集客が鈍化していた前年を大きく上回る推移となりました。

当社においても、オケージョン需要の高まりとともにスーツ・ジャケットが稼働したこと、主力のコート・アウターの消化が引き続き順調に進んだことにより前年を大幅に上回る推移となりました。
加えて、全般にセールの短期化、商戦サイクルの早期化が進む中で、春物プロパー商材の早期展開を実施したことや、月後半にかけての気温の上昇もあって、プロパー販売への移行が順調に進み売上を牽引しました。

以上の結果、2月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計が前年比146%と大幅に伸長、一方でEC・通販は、セール在庫の減少、コロナ鎮静化に伴うリアル店舗への回帰傾向の影響もあって前年比99%に止まりました。結果全社売上高は前年比133%となりました。
下期累計では、百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計が前年比118%、EC・通販は前年比102%といずれも前年を上回り、全社売上高は前年比115%という結果となりました。

店頭販売額前年比

  9月 10月 11月 12月 1月 2月 下期
全社 128% 123% 104% 106% 115% 133% 115%

ブランド別

EPOCA 123% 117% 102% 112% 125% 116% 115%
コーポレート*1 108% 99% 90% 95% 101% 114% 99%
LOVELESS 71% 81% 72% 74% 57% 81% 71%
MACKINTOSH PHILOSOPHY 136% 127% 101% 102% 117% 139% 116%
MACKINTOSH LONDON 152% 141% 113% 117% 126% 141% 128%
Paul Stuart 128% 125% 103% 104% 114% 145% 116%
婦人服ボリューム*2 118% 113% 96% 92% 113% 128% 108%

販路別

百貨店 131% 121% 101% 105% 121% 146% 116%
直営店 106% 120% 112% 112% 121% 138% 117%
EC・通販 111% 121% 101% 96% 94% 99% 102%
アウトレット 145% 143% 120% 124% 117% 149% 129%
  • コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。
  • 婦人服ボリュームはAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。