月次概況(2025年10月)

Monthly Overview

2026年2月期

総括

当月のアパレル市況は、月下旬から漸く気温が低下したことで秋冬物が本格的に稼働し始めたことや、インバウンド消費が回復しラグジュアリーブランドを始めとする高額品市場が復調したことで、全般に堅調な推移となりました。

当社においては、月中旬までは異常な高気温が続いたことで秋冬物プロパー販売の不振が続きましたが、月下旬からの気温低下に伴いコートを始めとする秋冬物が一気に本格稼働し、一転して前年を大きく上回る推移となりました。ただ、中旬までの不振を100%カバーするに至らず、前年比99%という結果となりました。販路別では、百貨店は前年を下回った一方、EC・通販、アウトレットは引き続き順調で前年を大きく上回りました。

以上の結果、百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗は前年比97%、EC・通販は前年比112%、全社売上高は前年比99%となりました。

店頭販売額前年比

  9月 10月 11月 12月 1月 2月 下期
全社 92% 99%          

ブランド別

MACKINTOSH LONDON 90% 103%          
MACKINTOSH PHILOSOPHY 96% 105%          
Paul Stuart 98% 101%          
EPOCA 97% 104%          
婦人服*1 89% 95%          
コーポレート*2 120% 107%          
LOVELESS 100% 101%          

販路別

百貨店 87% 95%          
直営店 89% 105%          
EC・通販 122% 112%          
アウトレット 96% 102%          
  • 婦人服はAMACA、EVEX by KRIZIA、TO BE CHIC、TRANS WORKの合計値です。
  • コーポレートはSANYOCOAT、S.ESSENTIALS、三陽山長、ECOALFの合計値です。

実店舗数

  2024/8末 2025/2末 2025/8末
  店舗数 前年同月比 店舗数 前年同月比 店舗数 前年同月比
百貨店 702 -24 706 -25 697 -5
直営店 41 1 37 -5 35 -6
アウトレット 36 1 40 6 41 5
総計 779 -22 783 -24 773 -6
  • 百貨店の場合は売場数。直営店には賃貸借契約の百貨店及びマルイ等を含む。