廃棄物削減

Waste Reduction

当社は事業活動における廃棄物の削減を通じて、CO2排出量の削減および廃棄資源の循環利用などの課題解決に取り組んでいます。ファッション産業に求められている環境課題の解決に向けて、様々な関係者とパートナーシップを構築し、協働しています。

在庫削減/仕入管理による廃棄削減

商品の生産過程では、大量の水やエネルギーなどの資源を使用しています。
アパレル業界でも、大量消費を見込んだ過剰生産による売れ残り、在庫の発生、その焼却廃棄によるCO2排出などの課題を抱えています。
このような気候変動への影響を最少化し、環境への負荷を考慮して商品を作り過ぎないこと、売れ残り在庫を減らすことを目標とした取り組みを行っています。
下記の活動・施策により、無駄な生産を減らしていきます。また滞留在庫については各チャネルでの販売促進により最終的な在庫廃棄の最少化を目指します。

1. 仕入の適正化

市場の需要を予測し、デリバリー精度向上やQR精度向上に向けたMD改革を実施しています。

2. 生産計画の精度向上

先行受注、クラウドファンディングによる受注生産等、柔軟な生産計画に対応しています。

3. 消化率の改善

クイック・レスポンス対応、フレキシブルな追加生産の実施等により商品消化率を改善します。

4. サンプルの削減

3Dキャドを活用し、サンプル作成数を削減します。

製品の再生利用

当社は、販売が困難となった売れ残り製品について、すべてRPF化またはBWF化により資源・エネルギーとして有効利用しています。具体的には、衣料製品はRPF化し、代替燃料として利用するサーマルリカバリー(熱回収)を実施しています。RPF化が困難な金属製品や化学製品等についてはBWF化し、セメント工場において代替燃料・原料として利用されています。これらの取り組みにより、当社製品の埋立処分および単純焼却処分は発生していません。

製品

処理方法

利用方法

衣料製品

RPF化

(Refuse derived Paper and plastics densufied Fuel)

主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙や廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料

代替燃料として利用、サーマルリカバリーを実施

金属製品・化学製品等

(ボタン、アクセサリー、靴ケア製品、香水など)

BWF化

(Biomass Waste Fuel)

リサイクルが困難とされ、単純焼却されていた油性廃棄物を完全にリサイクル処理し、特許取得の独自処理システムにより再生した石炭代替燃料

セメント工場で代替燃料・原料として利用

繊維端材の再生利用

当社は、自社工場であるサンヨーソーイングで発生する繊維端材の再生利用に向け、主要仕入先である繊維専門商社・瀧定名古屋株式会社との取り組みを開始しました。
今回の取り組みでは、ウール素材の繊維端材を再生利用します。
繊維端材は瀧定名古屋株式会社を通じ、反毛から紡績まで全ての工程を日本国内で行うリサイクルウール素材「RE:NEWOOL®」に生まれ変わり、当社製品の原材料として調達していきます。
当社は、本取り組みにより、繊維to繊維リサイクルを推進するとともに、自社工場の廃棄物削減を目指し、環境負荷の低減に貢献していきます。

事業所廃棄物の最少化・再資源化

オフィスビルで発生する廃棄物の最小化及び再資源化を目指してゴミの分別活動を推進しています。
その結果、2025年度は本社ビルの紙の燃焼ゴミ量が、前年比20.7%減となり、2025年度目標である5%減を大幅に上回りました。

ペーパーレス化

  • 社内申請書のワークフロー化
  • 社内紙媒体の電子化など

分別の徹底

  • 分別しやすいごみ箱の設置
  • 分別ルールの社内啓発

社内啓発

廃棄物削減に向けた社内研修を実施しています。

2025年8月に実施した社内研修の様子

研修の内容

  • 廃棄物削減に取り組む理由
  • 企画・生産段階における廃棄物削減
  • 工場の廃棄物削減 等