ECOALF事業の推進

Promotion of ECOALF business

三陽商会は2020年3月よりスペイン生まれのサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」の日本での展開をスタートさせ、直営店及びECにて商品を販売しています。

ECOALFロゴ

「ECOALF」について

「エコアルフ」は、"Because there is no planet B"(第2の地球はないのだから)をスローガンに、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造し販売する2009年にスペインで立ち上げられたサステナブルファッションブランドです。

ファッション産業が世界で2番目に環境を汚染している産業と言われる中で、「エコアルフ」はペットボトル、タイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルしてこれまで400種類以上もの生地を開発し新たな製品をつくり出しています。

靴の写真
サンダルの写真
ジャケットの写真

海洋ゴミを回収する「UPCYCLING THE OCEANS」や啓発活動「ACT NOW!」

また、海洋ゴミを回収し新たな製品に活用するプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS(アップサイクリング ジ オーシャンズ)」の推進や、ファッションブランドとして人々が環境問題に向き合うため啓発活動「ACT NOW!(アクト ナウ!)」に取り組み、環境問題に関心が高い、または、問題解決のために向き合っている企業・団体・個人にアプローチし、店舗や屋外で集まりディスカッションやアクティビティを企画・実施しています。

集まった人々がそれぞれのフィールドから向かい合う問題を共有することで、環境に対する意識の向上や問題解決策を見出すきっかけの場になれば、という想いで取り組んでいます。

これからの活動

「UPCYCLING THE OCEANSジャパン」を推進し、国内での循環型プロダクト開発を進めていきたいと考えています。これまでの活動の具体例として、志摩市でのクリーンアップイベント等により回収した海洋ゴミからペットボトルを分別・再生し、独自のルートにより国内で一貫して生産した初の製品「UTO JAPAN Tシャツ」を販売しました。

また、業界を超えた取り組みとしてアサヒグループホールディングスと衣・食分野でコラボレーションして「UPCYCLE B」プロジェクトを始動し、次世代に向けたサステナブルなライフスタイルを提案。パナソニックホールディングスとはアパレルとして初めて高濃度セルロースファイバー成形材料「kinari」を副資材に採用して環境負荷の低い釦などを共同開発。エプソンが推進する「アパレル3Dソリューション×無在庫ビジネス構想」に参画し、試作品・在庫レス且つ印刷工程における水使用量を削減したカスタムオーダードレスを販売するなど実験的なプロダクト開発を協働で行ってきました。
今後も業界の垣根をこえてSDGsに取り組む行政・企業・団体と連携し、ファッションのみならず未来のための持続可能なライフスタイルを発信していきます。