第二回目の服育授業は10月30日に杉並区の天沼小学校5年生の生徒さん2クラスとエプロン作りをしました。講師にはプリングルデザイナーの興五澤さんと生産戦略パタンナーの中野さんが8:50-10:25、10:4512:20まで2クラス登壇しました。
まずは興五澤さんがイメージボードやデザイン画、生地スワッチやプリントの絵柄をみせながらデザイナーの仕事の流れを説明した後、中野さんが服の設計図を描く仕事を実際のパターンのパーツを使ってどの部分のパターンかを当てるクイズを交えて説明しました。
また今回は、先生にフィッティングモデルになっていただきトアルチェックを再現して、生徒さんたちと一緒に対話型の授業も実施しました。
子供たちの参考になるように興五澤さんと中野さんが制作してきたお手本エプロンは偶然にも同じテーマ「海」でしたが、デザイナーの興五澤さんの、沖から岸までのイメージをコンセプチャルに表現したアート作品に対して、パタンナーの中野さんのタオルをかける紐やポケット位置がわかりやすいようにリボンがついている機能作品とそれぞれの仕事を特徴的に表現することができ、子供たちにとっても非常にわかりやすいものでした。
その後、生徒さんたちが自分でエプロンのコンセプトを考え、型紙や縫い方を理解し、デザインを考えました。生徒さんたちを飽きさせない盛りだくさんの体験型カリキュラムで今回も大成功に終わりました。
最後に生徒さんたちと給食もいただきました。久しぶりの給食、とても美味しかったです。
回を追うごとにバージョンアップしていく服育授業、2015年は5校での開催予定です!