ホワイト物流

White Logistics

ホワイト物流

当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出しています。

深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的とし、持続可能な物流の実現に向けた取り組みを推進します。

活動内容

取組項目 取組内容
物流の改善提案と協力 取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷下ろしの削減、付帯作業の合理化等について要請があった場合は、物流アウトソーサーとも連携し、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。
パレット等の活用 物流アウトソーサーとも連携し、カゴ台車、折り畳みコンテナ、キャスター等を活用し、荷役時間を削減します。
発荷主からの入出荷情報等の事前提供 貨物を発送する場合に、物流事業者や着荷主の準備時間を確保するため、物流アウトソーサーとも連携し、入出荷情報を早めに提供します。
リードタイムの延長 トラック運転者が適切に休憩を取りつつ運行することが可能となるように、発荷主として出荷予定時刻を厳守します。
リードタイムの適正化に向けて、着荷主である小売業とも連携し、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。
高速道路の利用 物流事業者から、高速道路の利用と料金の負担について相談があった場合は、真摯に協議に応じます。
納品日の集約 取引先から隔日配送化、定曜日配送化等の納品日の集約に関する提案があった場合は真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。
運賃と料金の別建て契約 運送契約を締結する場合には、運送の対価(運賃)と運送以外の役務等の対価(料金)を別建てで契約することを原則とします。
異常気象時等の運行の中止・中断等 台風、豪雨、豪雪等の異常気象が発生した際やその発生が見込まれる際には、無理な運送依頼を行いません。また運転者の安全を確保するため、運行の中止・中断等が必要と物流事業者が判断した場合は、その判断を尊重します。
共同配送の取り組み 業界団体と連携し、共同配送の取り組みを推進します。
梱包資材サイズ標準化の取り組み 業界団体と連携し、トラック積載効率化、搬送効率化が図れるよう、梱包資材のサイズ標準化の取り組みを推進します。

実績進捗

  2021年度 2022年度
納品リードタイム緩和の店舗数 14 47
運行定休日設定の店舗数 35 50
夜間検品業務緩和の店舗数 10 11

今後の目標

業界団体、関係団体とも連携し、トラック運転者不足の改善などに効果がある「納品リードタイムの緩和」や「トラックの積載効率化」、搬送効率化が図れるような「共同配送」や「梱包資材のサイズ標準化」などの取り組みを拡大、強化します。

また「物流サービスレベルの標準化」など、変化する社会に適合した物流の仕組み構築に協力することで、より"ホワイト"な労働環境の実現に向け、当社が貢献すべき重点課題を推進していきます。