よくあるご質問

FAQs

家庭洗濯の記号について

家庭洗濯の記号の通常の洗濯「線なし」や弱い洗濯「-」、非常に弱い洗濯「=」はどのような洗い方ですか?

通常の洗濯「線なし」の洗い方

汚れの程度により、洗濯機の「入念洗い」コース等、「標準」コースより強い洗い方をしても大丈夫ですし、「標準」や「ソフト洗い」コース等で洗っても問題ありません。「手洗い」をしても大丈夫です。

弱い洗濯「-」の洗い方

洗濯機の「標準」や、それより優しい「ソフト洗い」コース等の洗い方ができます。「手洗い」をしても大丈夫です。

非常に弱い洗濯「=」の洗い方

洗濯機のコース設定の中でも「手洗いコース」等、最も優しいコースで洗ってください。
「手洗い」をする場合は、優しく押し洗いや振り洗いをしてください。

上記は目安となりますので、洗濯機のコースの強さなどの詳細は、洗濯機の取扱説明書を確認してください。

手洗いの場合水温の上限はありますか?また、手洗いの方法はどのようにしたらよいですか?

手洗いの場合、40℃が限度です。手洗いは「押し洗い」や「振り洗い」などのやさしい洗い方をしてください。もみ洗いは禁止です。

押し洗い

畳んだ洗濯物の上から手のひらでやさしく押しては軽く持ち上げまた押すを繰り返して洗う方法です。

汚れた部分が外側になるように衣類をたたみ、洗濯液が繊維の間を通るように、手のひらで押したり、浮かせたりを繰り返して洗います。

かたくずれに気を付けて優しく洗いましょう。

振り洗い

洗濯物は畳まずに、軽く振る、または広げたり、すぼめたりなどしてやさしく洗う方法です。

衣類を洗濯液に浸し、洗い桶の中で、両端を優しくつまんで、前後左右に振るようにして洗います。

漂白の記号について

塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いは何ですか?

塩素系漂白剤は漂白力が強いので、色柄物には使用できません。

一方酸素系漂白剤は、白物にはもちろん、ほとんどの色柄物に使用できます。

漂白剤の取扱説明文をよく読んで正しく使用してください。

白い三角は塩素系漂白剤や酸素系漂白剤で漂白ができます。

斜線の三角は酸素系漂白剤のみが使用できます。

「漂白剤は使えない」のマーク は、漂白剤入りの洗剤は使用できますか?

漂白剤入りの洗剤は使用できません。
(塩素系漂白剤も酸素系漂白剤も使用できません)

乾燥の記号について

タンブル乾燥の乾燥温度、「・・」「・」の具体的な温度は何度くらいですか?
また、家庭用乾燥機で温度設定はできるのでしょうか?

「・・」は最高80℃、「・」は最高60℃を示しています。

家庭用乾燥機では「・・」は「強(高温)」など、「・」は「弱(低温)」などで乾燥してください。

乾燥機の温度は、乾燥機の取扱説明書を確認してください。

「ぬれ干し」の表示はどのような場合につけられているのですか?
また「ぬれ干し」のメリット、デメリットを教えてください。

「ぬれ干し」はしわになりやすい素材につけられます。「ぬれ干し」をすることで脱水や絞りによる「しわ」を防ぐことができ、乾燥後のアイロン掛けが楽になります。

ただし「ぬれ吊り干し」の場合、水分の重みで生地が伸びやすくなるので注意が必要です。

「タオルドライ(タオルなどで軽く水分を取る)」などを行うとよいでしょう。

ウエットクリーニング

「ウエットクリーニング」は家庭での「手洗い」とどのような違いがあるのですか?

「ウエットクリーニング」は専門の業者が特殊な技術で行う水洗いのことです。

家庭では洗濯できない大きな製品や仕上げが困難な製品、色落ちや型崩れが心配されるデリケートな衣類や樹脂加工した製品などについて、特殊な技術により水洗いによるダメージを最小限にとどめ洗濯から仕上げまでを行います。

そのため、「家庭洗濯禁止」の記号があり「ウエットクリーニング」の記号がある場合はクリーニング店にウエットクリーニングの依頼をしましょう。