洗濯表示について

表示とお取扱い内容

1.家庭で洗濯やアイロン掛けをする場合

  • 下の図のように記号が示す強さか、それよりも弱い範囲内で洗濯、アイロン掛けをしましょう。
    洗濯機洗い・手洗いの両方ができるの記号のなかには、30・40などの数字が組み合わされていて、洗濯液の上限温度を表しています。
    表示よりも強く(高く)扱うと、衣類にダメージを与える可能性があり、注意が必要です。

家庭洗濯記号が示す目安

代表的な手洗いの方法

  • <押し洗い>ニット・カットソー向き

    汚れた部分が外側になるように衣類をたたみ、洗濯液が繊維の間を通るように、手のひらで押したり、浮かせたりを繰り返して洗います。
    かたくずれに気を付けて優しく洗いましょう。

  • <振り洗い>ブラウス等の薄い織物向き

    衣類を洗濯液に浸し、洗い桶の中で両端を優しくつまんで前後左右に振るようにして洗います。

2.漂白剤を使う場合

  • 家庭洗濯用の漂白剤は一般的に、下記のような種類があります。衣類に付いている「漂白記号」や記号の近くに書かれている付記用語を確認して、使用可能な漂白剤を使いましょう。
    ※使用の際は漂白剤に記載している用途や注意事項、使用条件などを守りましょう。
漂白剤の種類 塩素系漂白剤 酸素系漂白剤
特徴 使えるのは白物のみで、
素材も限られている。
基本的に白物や色柄物に使えるが、
使えない素材もある。
白物や色柄物に使える。
(毛・絹に使用できるものも多い)
漂白記号
との適合
×
(毛や絹は×)
× × ×
  • <酸素系漂白剤>

    色柄物に使える漂白剤です。パッケージには「酸素系漂白剤」や「色柄物にも」などと書かれています。ただし、粉末タイプのものは毛や絹には使用できません。

  • <漂白剤入りの洗剤>

    …の表示のある製品には漂白剤入りの洗剤は使用できません。洗剤の成分表示や用途欄も確認しましょう。

3.乾燥させる場合

家庭で行うタンブル乾燥(機械乾燥)

  • 右のようなタンブル乾燥の記号があれば、家庭用のタンブル乾燥機を使って乾燥させることができます。点「・」は乾燥温度を表します。
    「・・」はヒーターを「強(高温)」などに設定します。
    「・」はヒーターを「弱(低温)」などに設定します。

  • <タンブル乾燥機>

    機械の中で洗濯物を回転させながら温風で乾燥する衣類乾燥機。
    日本では、洗乾一体型洗濯機や回転式衣類乾燥機がこれにあたります。

  • <素材と乾燥温度>

    ナイロンなど合成繊維は耐熱温度が低いため、乾燥温度に注意が必要です。乾燥後はすぐに取り出しましょう。セーター、ポロシャツ、Tシャツなどニットやジャージは縮みやすいので表示を確認しましょう。

自然乾燥の記号と干し方(外干しや室内干し)

  • <つり干し>

    脱水後、ハンガーにかけるか、小物干しなどにつるして干します。

  • <平干し>

    脱水後、平らな場所に広げて干します。

  • <ぬれ干し>

    線が2本の場合は、洗濯機による脱水や、手でねじり絞りをしないで干します。
    水が垂れて干す場所がない場合は、タオルなどで軽く水分を取るといいでしょう。

  • <陰干し>

    「斜線」が有る場合は直射日光を避け、日陰で干します。

4.クリーニング店へ依頼する場合

などで示された記号は、商業クリーニング(クリーニング店)での取扱い表示です。
はドライクリーニングの有機溶剤の種類です。
はウエットクリーニングを表しています。

があれば、家庭洗濯禁止であっても、クリーニング店での水洗い洗濯を依頼できます。
家庭では洗濯できない大きな製品や仕上げが困難な製品、かたくずれが心配されるデリケートな衣類など、家庭での水洗いや乾燥・アイロン掛けでは、衣類にダメージを与える可能性がありますが、専門家による特殊な技術で行う水洗いと仕上げであれば水洗いのダメージを最小限に留めることができます。

日本のクリーニング店の主な洗濯方法

  • <ドライクリーニング>

    水で洗うとかたくずれしやすい衣類を対象とした、パークロロエチレンや石油系溶剤などの有機溶剤を用いた洗濯です。

  • <ウエットクリーニング>

    専門家による特殊な技術で行う水洗いと仕上げを含む洗濯です。

  • <ランドリー(対応する記号はありません。)>

    専門家の管理の下、ワイシャツやシーツなどを対象とした高温での洗濯です。

よくあるご質問

家庭洗濯の記号について

Q1家庭洗濯の記号の通常の洗濯「線なし」や弱い洗濯「-」、非常に弱い洗濯「=」
はどのような洗い方ですか?
A1
  • ◎通常の洗濯「線なし」の洗い方 汚れの程度により、洗濯機の「入念洗い」コース等、「標準」コースより強い洗い方をしても大丈夫ですし、
    「標準」や「ソフト洗い」コース等で洗っても問題ありません。「手洗い」をしても大丈夫です。
  • ◎弱い洗濯「-」の洗い方 洗濯機の「標準」や、それより優しい「ソフト洗い」コース等の洗い方ができます。「手洗い」をしても大丈夫です。
  • ◎非常に弱い洗濯「=」の洗い方 洗濯機のコース設定の中でも「手洗いコース」等、最も優しいコースで洗ってください。
    「手洗い」をする場合は、優しく押し洗いや振り洗いをしてください。 上記は目安となりますので、洗濯機のコースの強さなどの詳細は、洗濯機の取扱説明書を確認してください。
Q2手洗いの場合水温の上限はありますか?また、手洗いの方法はどのようにしたらよいですか?
A2手洗いの場合、40℃が限度です。手洗いは「押し洗い」や「振り洗い」などのやさしい洗い方をしてください。
もみ洗いは禁止です。
<押し洗い>
畳んだ洗濯物の上から手のひらでやさしく押しては軽く持ち上げまた押すを繰り返して洗う方法です。
汚れた部分が外側になるように衣類をたたみ、洗濯液が繊維の間を通るように、手のひらで押したり、浮かせたりを繰り返して洗います。
かたくずれに気を付けて優しく洗いましょう。
<振り洗い>
洗濯物は畳まずに、軽く振る、または広げたり、すぼめたりなどしてやさしく洗う方法です。
衣類を洗濯液に浸し、洗い桶の中で、両端を優しくつまんで、前後左右に振るようにして洗います。

漂白の記号について

Q3塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違いは何ですか?
A3塩素系漂白剤は漂白力が強いので、色柄物には使用できません。
一方酸素系漂白剤は、白物にはもちろん、ほとんどの色柄物に使用できます。
漂白剤の取扱説明文をよく読んで正しく使用してください。

白い三角は塩素系漂白剤や酸素系漂白剤で漂白ができます。

斜線の三角は酸素系漂白剤のみが使用できます。

Q4「漂白剤は使えない」のマーク は、漂白剤入りの洗剤は使用できますか?
A4漂白剤入りの洗剤は使用できません。
(塩素系漂白剤も酸素系漂白剤も使用できません)

乾燥の記号について

Q5タンブル乾燥の乾燥温度、「・・」「・」の具体的な温度は何度くらいですか?
また、家庭用乾燥機で温度設定はできるのでしょうか?
A5「・・」は最高80℃、「・」は最高60℃を示しています。家庭用乾燥機では「・・」は「強(高温)」など、
「・」は「弱(低温)」などで乾燥してください。

乾燥機の温度は、乾燥機の取扱説明書を確認してください。

Q6「ぬれ干し」の表示はどのような場合につけられているのですか?
また「ぬれ干し」のメリット、デメリットを教えてください。
A6

「ぬれ干し」はしわになりやすい素材につけられます。「ぬれ干し」をすることで脱水
や絞りによる「しわ」を防ぐことができ、乾燥後のアイロン掛けが楽になります。
ただし「ぬれ吊り干し」の場合、水分の重みで生地が伸びやすくなるので注意が
必要です。

「タオルドライ(タオルなどで軽く水分を取る)」などを行うとよいでしょう。

ウエットクリーニング

Q7「ウエットクリーニング」は家庭での「手洗い」とどのような違いがあるのですか?
A7「ウエットクリーニング」は専門の業者が特殊な技術で行う水洗いのことです。
家庭では洗濯できない大きな製品や仕上げが困難な製品、色落ちや型崩れが心配されるデリケートな
衣類や樹脂加工した製品などについて、特殊な技術により水洗いによるダメージを最小限にとどめ
洗濯から仕上げまでを行います。
そのため、「家庭洗濯禁止」の記号があり「ウエットクリーニング」の記号がある場合
はクリーニング店にウエットクリーニングの依頼をしましょう。
PAGETOP