CDPの2022年気候変動調査において「B」評価に認定されました

2022年12月14日 お知らせ

CDP

三陽商会は、このたび、国際NGOであるCDPが実施し、世界の調査対象企業が回答した「気候変動」対応に関する調査において、8段階中上位から3番目となる「B」評価に認定されました。

■三陽商会の気候変動対策

当社は、ものづくりにおける在庫削減、廃棄削減、環境配慮型素材の使用の促進による環境負荷低減や店舗・オフィスへのLED照明導入等による省エネルギー化の推進に努めると共に、店頭や物流におけるプラスチックの使用削減、リサイクルにも取り組んでいます。また、衣料回収キャンペーンの実施や、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材で製造し販売するサステナブルファッションブランド「ECOALF」を日本で展開するなど、気候変動への対応を踏まえた様々な活動を実施しています。

三陽商会のサステナビリティ:https://www.sanyo-shokai.co.jp/sustainability/

■CDPの気候変動質問書への回答と結果

CDPは、世界の企業や組織の環境問題への取り組みについて、調査、分析を行い、その評価結果を公開している国際的な環境非営利団体です。 CDPの環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示においてグローバルスタンダードとして広く認知されています。
近年、企業や自治体の活動が環境に与える影響に関するデータを開示することの重要性が高まっており、2022年には、130兆米ドル以上の資産を保有する680以上の投資家等が、CDPを通じて企業に環境データの開示を要請し、世界の18,700以上の企業が要請に応え、回答を提出しています。
当社は、 今年初めてCDP質問書を通じた情報開示を行い、気候変動質問書の回答を提出しました。その結果、環境リスクを認識し、情報開示と対策を実施している企業として、8段階中上位から3番目となる「B」評価に認定されました。

CDPジャパン:https://japan.cdp.net/

■今後について

地球温暖化による気候変動は全地球規模の問題であり、企業においてもその対応として、待ったなしの行動変容が求められています。当社は今後も、温室効果ガス削減等の気候変動に関連する課題解決に向けた活動に取り組み、環境や社会に配慮した事業運営を通してサステナブルな社会の実現に貢献していけるように推進してまいります。