2018年度新宿区「みどりの小道」環境日記コンテストへの協賛と企業賞「SANYO服福賞」の創設について

2018年12月18日 プレスリリース サステナビリティ
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2018年度新宿区「みどりの小道」環境日記コンテストに協賛
企業賞「SANYO服福賞」を創設し、新宿区の小学生5名を表彰
~ 地域の子供たちとの交流により、服やモノを大切に長く使う心を共に育む ~

(12月15日(土)の表彰式にて/「服福賞」受賞者の小学生4名と岩田功代表取締役社長 ※受賞者1名欠席)

三陽商会は、12月15日(土)にエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催された「新宿こども環境シンポジウム2018」の中で「SANYO服福賞」の受賞者である小学生5名を表彰しました。「SANYO服福賞」とは、当社がCSR活動における「服育」の一環として「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、夏に子供たちが取り組んだ日記の中で服や布に関する優れた作品を表彰するために企業として初めて設けさせていただいた賞となります。

三陽商会の「服育授業」について

(2018年の夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」でおこなった残布をつかったうちわづくりの服育授業)

三陽商会は、衣服を通じて豊かなこころを育む「服育」の一環として、"服を大切に長く着る心"を育てる小学校での「服育授業」を2014年からスタートしました。それに加えて2017年からは、当社が本社を構える新宿区内での取り組みとして、新宿中央公園内にある「エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)」で開催されている夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」にも参加し、地域の子供たちに向けた「服育授業」を行っています。

「2018年度新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」への協賛について

今年度は、新宿区立環境学習情報センター及びNPO法人新宿環境活動ネットが2006年から新宿版として独自に展開している「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、従来から設けられている区表彰やNPO表彰に加えて、企業としては初めて服や布に関する優れた作品を表彰する企業賞「SANYO服福賞」を創設し、参加することになりました。地域の子供たちに対し、服やモノを大切に長く使うことの大切さを伝えると共に、服や布のアップサイクルやエコな取り組みの実践を企業として応援してまいります。

表彰式について

12月15日(土)にエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催された「新宿こども環境シンポジウム2018」の中で、「2018年度新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」の表彰式が行われました。「SANYO服福賞」についても、当社社長の岩田功より受賞者の小学生5名に表彰状と副賞を授与しました。

(12月15日(土)に行われた表彰式の様子)

「SANYO服福賞」受賞者 ※()内は選出のポイント

<優秀賞4名(5週間以上の日記全体を読んで選出)>

  • 西新宿小学校・5年 間瀬杏海さん (モノを大切に長く使う気持ちを持って取り組んでいた)
  • 東戸山小学校・6年 山田彬子さん (布や服に関する研究・探究心を持って取り組んでいた)
  • 西新宿小学校・6年 平出玲音さん (布や服に関するエコな取り組みにじっくり向き合い、実践していた)
  • 鶴巻小学校・5年 竹内あやねさん (布や服に関する様々なアップサイクルを実践していた)

<特別賞1名(1日の日記単体を選出)>

  • 鶴巻小学校・3年 大杉紗生さん (オリジナリティのある発想でアップサイクルを実践した)

受賞者の声

<東戸山小学校・6年  山田彬子さん>

新宿版の「みどりの小道」環境日記のガイドブックに三陽商会の「服福賞」の情報が載っていたのを見て、身近なもので取り組めることに気付き、服に関するエコな活動を日記に書くことに決めました。今着ている服も、他の服から取ったものを付けて自分でアレンジしました。こんな風にエコを身近にすると面白くて楽しいのでおすすめです!
(写真で山田さんが手に持っているのは、着られなくなった服などを利用してつくった小物入れと、靴下からつくったサポーター)

<西新宿小学校・6年  平出玲音さん>

私は、着なくなった服を使ってバッグをつくりました。学校の友達が同じようにバッグをつくっているのを見て、自分もやってみたいと思ったことがきっかけでした。お母さんに手伝ってもらいながら、服を切らずにバッグをつくることで、ゴミを出さないように工夫しました。私はおしゃれが大好きで、将来は友達と一緒に小物などをつくるデザイナーになって自分たちの新しいお店をつくりたいです!
(写真で平出さんが肩にかけているのは、日記の中で5日間かけて取り組んだ自分の服でつくったバッグ)

<鶴巻小学校・5年  竹内あやねさん>

もともと手芸が好きで、普段から人形の服をつくったりしています。環境日記には、自分の服に長袖が多くて半袖が少なかったことから、長袖の袖を切って縁を縫って半袖にしたことや、履けなくなった自分の靴を使って人形が入れる車をつくったりしたことを書きました。これからやってみたいことは、帽子をつくってみることです。ものをつくることが好きなので、将来の夢は、自分のつくったアクセサリーや小物のお店をつくることです!
(写真で竹内さんが手に持っているのは、長袖を半袖につくりかえた服)

※「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」とは

エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)及びNPO法人新宿環境活動ネットが、次世代を担う小学生が環境をテーマとした12週間の日記に取り組む「『みどりの小道』環境日記」(一般社団法人グリーンクロスジャパンが1999年にスタートした事業)の趣旨に共感し、2006年から新宿版として独自の取り組みとコンテストを開始。2018年度は、環境日記をより効果的に活用してもらうため、新宿区の環境情報等を掲載したオリジナルガイドブックを制作し、区立小学校の児童(4~6年生)らに6,500冊を配布し、5週間以上記入した区内小学生を対象にしたコンテストには、区内21校より910点の応募がありました。