【服育活動】2023年度「SANYO服福賞」表彰式・座談会を開催
三陽商会の服育活動
2023年度「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛
企業賞「SANYO服福賞」表彰式・座談会を開催
~ 2023年度は3年ぶりとなる対面形式での表彰式・座談会を実施 ~
三陽商会は、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)が主催する「2023年度新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、企業賞「SANYO服福賞」として服や布に関する優れた日記を書いた小学生に向けた表彰式と座談会を2023年12月23日(土)に開催しました。866点(区内19校)の応募作品の中から5名を選出。創設6年目を迎えた2023年度は、コロナ禍以来3年ぶりとなる対面での表彰式と座談会を開催。継続的なテーマである「服やものを長く使うことの大切さ」に沿って、受賞者による不用な服をリメイクした成果物の発表を行い、服やものを長く使うことの大切さについて話し合うことで理解を深めました。
当社は「SANYO服福賞」の表彰を通じて、地域の子供たちに対してものを長く大切に使う心を育み、服や布のアップサイクルやエコな取り組みの実践を企業として応援しています。
「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」への協賛と企業賞「SANYO服福賞」について
当社はサステナビリティ活動「服育」の一環として、当社が本社を構える新宿区内で活動する新宿区立環境学習情報センター及びNPO法人新宿環境活動ネットが新宿版として独自に展開している「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛してきました。2018年には企業賞「SANYO服福賞」を企業として初めて創設し、子供たちが取り組んだ日記の中から服や布に関する優れた作品を表彰しています。2023年度は新宿区立小学校の児童(4~6年生)らに環境日記7,000冊を配布。5週間以上取り組んだ日記を対象にしたコンテストに対して区内19校より866点の応募がありました。
エコギャラリー新宿「新宿区『みどりの小道』環境日記」について:
https://www.shinjuku-ecocenter.jp/midorinokomichi/
2023年度 | 866点 (区内19校より) |
---|---|
2022年度 | 1,204点 (区内24校より) |
2021年度 | 1,193点 (区内24校より) |
2020年度 | 747点 (区内17校より) |
2019年度 | 1,061点 (区内21校より) |
2018年度 | 910点 (区内21校より) |
表彰式・座談会について
2020年度以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、「SANYO服福賞」の表彰式・座談会をオンラインで実施してきましたが、今年度より対面形式を再開し、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催される「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト表彰式」の中で「SANYO服福賞」の表彰式と座談会を実施いたしました。「SANYO服福賞」創設6年目を迎えた2023年度は受賞者4名が出席。座談会では保護者も参加し、環境日記に取り組んだ感想に加え、不用な服をリメイクした成果物の発表を実施しました。座談会を通して、ご家庭で日常的にサステナブルに繋がる工夫に取り組んでいる様子がうかがえ、普段から服やものを長く使うことの重要性について改めて理解を深めました。
◆「SANYO服福賞」受賞者と受賞理由
<優秀賞 2名>
学校名 学年 | 氏名 | 選出のポイント |
---|---|---|
淀橋第四小学校6年 | 前島 結莉さん | 布や服に関して、研究・探求心をもって調べている |
余丁町小学校5年 | 安栖 史緒さん | ものを大切に長く使う気持ちをもって、様々なアップサイクルを実践している |
<特別賞 3名>
学校名 学年 | 氏名 | 選出のポイント |
---|---|---|
淀橋第四小学校6年 | 龍野 友陽さん | ものを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
淀橋第四小学校5年 | 佐藤 紅さん | ものを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
津久戸小学校4年 | 小林 佑凪さん | オリジナリティのある発想でアップサイクルに取り組んでいる |
受賞者の声(※保護者からのコメント、環境日記の転載を含む)
◆優秀賞:淀橋第四小学校6年 前島 結莉(まえじま ゆり)さん
ご本人のコメント:
今回の環境日記コンテストで、わたしが一番目指していたのが「SANYO服福賞」だったので、受賞通知を受けた時は本当に嬉しかったです。これからも、ほつれた衣服を直して使ったり、アップサイクルの方法を考えたりして、服や物を大切に長く使えるような活動を続けていきたいです。
◆優秀賞:余丁町小学校5年 安栖 史緒(やすずみ ふみお)さん
ご本人のコメント:
お気に入りだった服や、すぐに小さくなって着られなくなった服を、捨ててしまうのはもったいないし、さみしいなって、いつもお母さんと話しています。「みどりの小道」を毎日かかさずに書くのは、本当に大変だったけど、がんばって書いて良かったなと思いました。私は手芸が好きなので、これからもそんな服をアップサイクルしたりして、色々な物に作り変えて長く使っていけたらいいなと、この賞をもらってあらためて思いました。
◆特別賞:淀橋第四小学校6年 龍野 友陽(たつの ともはる)さん
ご本人のコメント:
「みどりの小道環境日記」は書き終えるには少し努力が必要ですが、この努力もただ大変ではなく、自分は今「エコ」なことをしているという実感があったので続けられました。
保護者のコメント:
時計の素材を使ったメーカーは、普段から気に入っているおもちゃのメーカーなのですが、間伐材を使っていることなどの気づきにつながるよう、事前に一緒に調べたりしました。
◆特別賞:淀橋第四小学校5年 佐藤 紅(さとう こう)さん
ご本人のコメント:
今年はみどりの小道に取り組むときに、家庭科でソーイングを習ったので、たくさんリメイクにチャレンジしてみました。作るのは簡単な物も難しい物もあるけど、どれもとても楽しいです!それに、変身させる前と同じくらい大切にしたい気持ちになれます。これからも物を大切にする活動を続けていきたいです。
◆特別賞:津久戸小学校4年 小林 佑凪(こばやし ゆな)さん
ご本人のコメント:
三年前に兄が環境日記に取り組んでから、我が家では普段の生活でエコに取り組むようになりました。余った布やきれいなリボン、ボタンなどは取っておいて、組み合わせて色々なものを作っています。何ができるのか考えながら作るのは、とても楽しいです。今回、いつも心がけていることで賞をいただけて、とてもうれしいです。これからも、小さいことでも自分なりにエコに取り組んでいきたいと思います。
「SANYO服福賞」これまでの受賞者内訳
年度 | 受賞者 |
---|---|
2023年度 | 5名(優秀賞2名、特別賞3名) |
2022年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2021年度 | 7名(優秀賞4名、特別賞2名、SANYO服福マイスター1名) |
2020年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
2019年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2018年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
当社の「服育授業」について
当社は、衣服を通じて豊かなこころを育む「服育」の一環として、 "服を大切に長く着る心"を育てる小学校での「服育授業」を2014年からスタートしました。2017年からは、当社が本社を構える新宿区内での取り組みとして、新宿中央公園内にあるエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催されている「こどもエコ広場新宿」や夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」にも参加し、地域の子供たちに向けた「服育授業」を行っています。
こうした服育授業の実績を活かし、2021年より三陽商会の企業サイト内に「学ぼう!服のこと ~服育動画~」のページを開設しました。当社では今後も継続して、幅広い年代に向けた学習の場を継続的に創出してまいります。
■当社の服育授業について:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/future_investment/about_fukukatsu.html
■「学ぼう!服のこと ~ 服育動画 ~」:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/fukuiku/
※『服育Ⓡ』は株式会社チクマの登録商標であり、株式会社チクマの使用許諾に基づき使用しています。
「SANYO ONLINE STORE」が2023年9月20日(水)オープン
三陽商会「SANYO ONLINE STORE」が
2023年9月20日(水)にオープン
オンラインストアとブランドサイトを統合し、
「SANYO ONLINE STORE」として誕生
株式会社三陽商会は、自社オンラインストア「SANYO iStore(サンヨー・アイストア)」について新たなECプラットフォームを導入し、「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」(クレストブリッジ公式オンラインストアは「CRESTBRIDGE ONLINE STORE」)として、2023年9月20日(水)にオープンいたしました。
「SANYO ONLINE STORE」は、当社の中期経営計画における成長戦略の中のEC戦略の一環として、ECプラットフォーム刷新によるマルチブランド戦略を実現し、ブランドサイトとECサイトを統合してメディアコマース化することで、ブランディング強化とブランド間の買い回りを促進するCX向上を目指しています。また、OMO推進によりオンラインストアと実店舗の相互補完体制を確立し、ECと実店舗を横断したサービスをお客さまに提供することを目的としています。
三陽商会公式オンラインストア
「SANYO ONLINE STORE」
https://store.sanyo-shokai.co.jp/
クレストブリッジ公式オンラインストア
「CRESTBRIDGE ONLINE STORE」
https://www.crestbridge.jp/
「SANYO ONLINE STORE」新機能とサービス概要
ブランドサイトとECサイトを統合
ブランドごとに点在していたブランドサイトとECサイトを統合し、メディアコマース化を推進します。ECサイト上でのブランドの発信力を強化するとともにお客さまとのタッチポイントを一元化し、オンラインストア上でのブランド間の回遊性を向上させます。
以前のブランドページと比較してビジュアルの掲示部分を拡大してイメージを前面に打ち出すとともに、ブランドの持つテイストや商品のクオリティを伝える特集にも注力しています。
以前のブランドページと比較してビジュアルの掲示部分を拡大してイメージを前面に打ち出すとともに、ブランドの持つテイストや商品のクオリティを伝える特集にも注力しています。
店舗試着サービス「TRY & PICK」の実装
店舗及びEC上の在庫を指定の店頭に取り置き、試着・購入ができるサービス「TRY & PICK(トライアンドピック)」を新たに実装いたします。
実店舗とオンラインストアでの買い回りを促進し、相互利用率を向上させます。
「TRY & PICK」紹介ページ
https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/feature/all-try-and-pick-20230920
「TRY & PICK」紹介動画
ユーザビリティの向上
決済機能の拡充:ECにおける決済にてニーズが高い決済方法を新たに導入し、決済機能を拡充。
検索機能の拡充:商品検索時に、詳細条件での絞り込みが可能となり、お客さまの希望に沿う商品の検索が容易になります。
アウトレットページの新設
アウトレットページにセール商品とアウトレット商品を集約することで、プロパー商品との明確な差別化を図り、プロパー商品の販売促進とサイトイメージ向上を実現します。
公式アプリをリニューアル
2023年9月27日(水)に既存の「SANYO MEMBERSHIP」アプリを改修し、新たに「SANYO公式アプリ」としてリニューアルいたします。メンバーシップ会員証機能を持たせるとともに、オンラインストアへの導線を強化します。
「SANYO公式アプリ」のインストールはこちら
※QRコードは2023年9月27日のアプリリリース後に有効となります
「SANYO ONLINE STORE」オープン記念企画について
オープン記念商品の特別コンテンツページを掲載
リニューアルオープンを記念した商品が各ブランドから登場。記念商品を紹介する特別コンテンツページを公開します。
オンラインストアリニューアル記念アイテムVol.1「新しい私、始まる」
https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/feature/all-renewproducts1-20230920
「MY MEMORABLE SANYO」キャンペーン9/7(木)から開催
三陽商会 設立80周年
「MY MEMORABLE SANYO」キャンペーン
9月7日(木)から開催
~SANYOのコートにまつわるエピソードを募集します~
三陽商会は2023年5月11日に設立80周年を迎えました。これまでご愛顧いただいた感謝と、これからもお客さまと共に服を通じてあたらしい物語を紡いでいきたいという想いをこめて、「MY MEMORABLE SANYO」キャンペーンを開催いたします。
2023年9月7日(木)~9月30日(土)までの期間中、三陽商会のコートにまつわるエピソードを募集いたします。お客さまと当社の80年の歴史とともに歩んできたコートとの素敵なエピソードを120文字以内でご応募ください。厳正なる審査の結果、印象的なエピソードをお寄せいただいた方に、当社のお買い物に使えるメンバーシップポイントと記念品をプレゼントいたします。受賞されたエピソードは、当社の公式サイトやSNS等で多くの方にシェアさせていただきます。
■「MY MEMORABLE SANYO」キャンペーン WEBサイト
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/mymemorablesanyo/
キャンペーン概要
- 【応募期間】
- 2023年9月7日(木)10:00 〜 2023年9月30日(土)23:59
- 【応募内容】
- 三陽商会のコートに関するエピソードを120文字以内でお送りください。
- 【対象製品】
- これまでに販売された三陽商会が製造したコート
- 【応募方法】
-
-
①X(旧Twitter)による応募
公開設定にされたご自身のX(旧Twitter)アカウントにて、@SANYOSHOKAI_LTDをフォローし、ハッシュタグ #SANYOのコートにまつわるエピソードを付けて「SANYOのコートに関する素敵なエピソード」を、ハッシュタグを除き120文字以内で投稿
-
②WEB(応募フォーム)による応募
キャンペーンサイト内の応募フォームから、「SANYOのコートに関する素敵なエピソード」を120文字以内で入力して送信
応募フォーム:https://f.msgs.jp/webapp/form/14630_sqv_212/index.do
※応募エピソード内にブランド名を入れる必要はありません。
-
- 【賞品】
-
三陽商会のお買い物に使用できるメンバーシップポイントと記念品(とらやのオリジナル羊羹)を16名様にプレゼントいたします。
- ゴールド賞:1名様 5万ポイント
- シルバー賞:5名様 3万ポイント
- ブロンズ賞:10名様 1万ポイント
- ※応募内容と審査の状況により、各賞の人数は変更の可能性があります。
- ※賞品のメンバーシップポイントを受け取るには、サンヨー・メンバーシップ、またはクレストブリッジメンバーシップへの入会が必要です。
- 【発表】
-
厳正なる審査選考を行い、11月上旬に当キャンペーンWEBサイトにて受賞作品を発表いたします。
受賞された作品は、2024年2月29日まで同サイトに公開させていただきます。(受賞者の個人情報および属性は公開いたしません)応募内容の詳細、応募規約は下記をご確認ください。
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/mymemorablesanyo/
■「MY MEMORABLE SANYO」キャンペーン WEBサイト
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/mymemorablesanyo/
■三陽商会「80周年記念サイト」
ご参考: 三陽商会のコートアーカイブ
当社は戦後、物資が少ない中で防空暗幕を使ったレインコートを販売したことによりレインコート専業メーカーとして歩み始め、数々の革新的なコートを世に出すことで成長し、その後総合アパレルメーカーへと発展してきました。
設立まもない時代に生産され企業発展のきっかけとなってきた革新的な商品(復元品)と、現在を代表するコートをご紹介いたします。
1940~1960年代
■オイルシルク・レインコート(1947年発売)
戦時中のパラシュートが絹にオイル引きした軽くて丈夫なオイルシルク製だったことに着想し、戦後の輸出振興品として生産が奨励されていた絹を使い、絹羽二重に防水のオイル加工を施したレインコートを生産。銀座の老舗洋品店に納品すると、またたく間に売り切れる人気商品になりました。当時は、女性の社会進出が進み、絹の光沢をもつこのレインコートに働く女性からの人気が殺到し、1947年から49年までの3年間、全国的に大流行しました。
■ダスターコート(1953年発売)
1952年、戦前に学生の間ではやったトレンチコートの生地であった鐘紡の品番「405」という白いエジプト綿のギャバジンにフロントファスナーを付けた「コーチコート」を発売。翌53年、コーチコートを改良し、「フランスでは2月にもなるとレインコートを合オーバーの様に着ます」という謳い文句で、合オーバー兼用、晴雨兼用を前面に打ち出し、「ダスターコート」と名付けて発売。ダスターは埃を払うという意味。明るい白、フロントファスナー、ステンカラー、ラグランの1枚袖という斬新なデザインは、発売と同時に爆発的に売れ、55年には全国規模での大ブームに。一般名詞として『広辞苑』に載るほどまでに浸透しました。
■赤いレインコート(1957年発売)
1950年代、ファッション界をリードしたシネモード。スクリーンを飾るヒーロー、ヒロインの服装や髪型から生まれたシネモードが流行を巻き起こしました。
三陽商会はこうしたシネモードをいち早くレインコートに取り入れ、1957年封切りの「愛情物語」でキム・ノヴァクが着たコートを「赤いレインコート」と名付けて発売しました。鮮やかな赤の発色を出すためにアセテートという新素材を初めて採用した画期的なレインコートです。
■ササールコート(1959年発売)
シネモードをいち早くレインコートに取り入れた当社は、1959年にジャクリーヌ・ササール主演の「三月生れ」で配給会社の東和映画とタイアップし、彼女が着たトレンチコートを「ササールコート」と名付けて発売しました。1シーズンに5万枚を超える爆発的なヒットとなり、その後、何度もリメーク発売されましたが、ダブルテーラー襟、太糸3本ステッチ、革の組みボタン、革バックル、ヨーク、肩章、という特徴は変わることなく、ヒット&ロングセラー商品としてレインコートの歴史にその名を残すことになりました。
■プラスカラーコート(1965年発売)
1965年発売の「襟を付け替えて、5通りの着方が楽しめる」という画期的なアイデアで爆発的に売れた「プラスカラーコート」。
表と裏で異なる色柄の着脱可能な2つの襟が付属し、丸襟の表と裏、角襟の表と裏、そして襟を外せばスタンドカラーと5通りの着方が楽しめる魅力に人気が殺到し、ササールコートに並ぶ大ヒット商品となりました。
現在を代表するコート
■100年コート(2013年~ 発売中)
『100年コート』は、三陽商会のコート専業ブランド「サンヨーコート」が "世代を超えて永く愛されるコート" を目指し、ものづくりへのこだわりを体現した2013年より展開しているコートです。素材調達から縫製までの全てを国内で行い、コート一筋で続けてきたからこそできるきめ細かなものづくりと培ってきた技術を次世代へ繋ぎながらコート作りに挑戦している「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」で丁寧に縫製しています。2022年にはさらなる高みを目指してつくり上げた『100年コート』の最高峰モデル『100年コート 極KIWAMI』を発売。
また、『100年コート』をご購入したお客さまが安心して愛用し続けることができるよう、メンテナンスやアフターケアを直接おこなう「100年オーナープラン」を運営しています。
当社の歴史をまとめた「三陽商会の歩み」(1943~2022年)もぜひご覧ください。
「三陽商会の歩み」(1943~2022年) 掲載ページURL
ブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』80周年事業の一環として特別号を発行
三陽商会 設立80周年
ブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』
80周年事業の一環として特別号を発行
表紙と巻頭特集には俳優の高梨臨氏と元日本代表のプロサッカー選手の槙野智章氏夫妻が登場
株式会社三陽商会は、2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』から設立80周年事業の一環として特別号「The Joy of Fashion(ザ ジョイ オブ ファッション)」を4月27日(木)に発行いたします。三陽商会のウィメンズ14ブランド、メンズ9ブランドを合わせた全23ブランドの商品を掲載し、80周年を記念したさまざまな特集を紹介いたします。
【『SANYO Style MAGAZINE』80周年記念特別号の特長】
①表紙と巻頭のFashion Storyには俳優の高梨臨氏と日本代表も務めた元プロサッカー選手で解説者の槙野智章氏夫妻が登場
②芥川賞受賞作家の綿矢りさ氏による特別寄稿エッセイ
③80周年を記念した商品の特集ページ
■『SANYO Style MAGAZINE』80周年記念特別号カタログ
ダイジェスト版「春夏のおしゃれを楽しくする8topics」URL
http://bit.ly/43xvsun
『SANYO Style MAGAZINE』総合カタログ発行の目的
2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』は、三陽商会が運営するファッションウェブマガジン『SANYO Style MAGAZINE』の紙版カタログです。創刊時はコロナ禍による外出自粛を受けての施策という一面もありましたが、リアル店舗への来店が戻りつつある現在は、お客さまとのタッチポイントを増やし、多様な購買ニーズ・消費行動に対応した情報を提供することを目的としたマーケティング施策として実施しています。
2022年11月に発行した秋冬カタログ送付後に実施した当社会員制度「SANYO MEMBERSHIP(サンヨー・メンバーシップ)」会員に向けたアンケートの結果では、「同様のカタログが今後も発行された場合、ご覧になりたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ見たい」が66%、「どちらかと言えば見たい」が31%を占め、97%のお客さまが新規のカタログの発行を希望していることが分かり、継続して紙カタログを発行することとしました。
80周年記念特別号「The Joy of Fashion」の特長
①表紙と巻頭特集のFashion Storyには俳優の高梨臨氏と日本代表も務めた元プロサッカー選手で解説者の槙野智章氏夫妻が登場
カップルが登場するFashion Storyは、お客さまからの人気が高いページです。シーン別の男女のスタイリングをよりリアリティを持って提案したいという思いから、実際のご夫婦を起用することを念頭に撮影モデルのキャスティングを行いました。2022年に現役を引退し「槙野劇場第二章 開幕宣言」を掲げた槙野智章氏と、ドラマや映画などで活躍がめざましい高梨臨氏の夫妻は、80周年を迎えて新たなステージに踏み出す当社の姿勢と重なるところがあり、記念号の表紙に相応しいとの判断から今回の撮影を依頼しました。
Fashion Storyでは、"素敵な二人のシーン別・最旬スタイル"と題し、お二人の日常を彷彿とさせるシーンから、パートナーとおしゃれの楽しさをシェアする喜びが伝わるようなページを掲載しています。
高梨臨(たかなしりん)1988年千葉県生まれ。俳優。2023年2月23日より放送のドラマ 『バツイチがモテるなんて聞いてません』(MBS)で主演。2023年日本公開予定の日英合作映画『Cottontail』に出演など、幅広くドラマ、映画で活躍。
槙野智章(まきのともあき)1987年広島県生まれ。元プロサッカー選手。国内外のクラブ、日本代表でディフェンダーとして活躍。2022年、現役を引退。現在は監督になるべくライセンス取得を目指しながら、サッカー解説者として幅広く活動。
②芥川賞受賞作家の綿矢りさ氏による特別寄稿エッセイを掲載
「服から始まるたくさんの物語と喜びを大切にしたい」という想いを掲げた80周年記念特別号に向けて、特別寄稿されたエッセイ「かわいいを長く着る」を掲載。
綿矢りさ氏による特別寄稿エッセイ「かわいいを長く着る」 WEB版URL
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/essay
今回のエッセイ執筆について綿矢りさ氏のコメント
今回エッセイを書かせていただくに当たり、自分と服との思い出を振り返ってみた。服との新たな出会いが訪れる度に胸のうちに沸いた♡の気持ち、着たときの「めっちゃ良い!ありがとうございます!!」の気持ちは、生きてる上で非常に重要なときめきだった。これからも、もっと色んな服着たいなぁ。
綿矢りさ(わたやりさ)1984年京都府生まれ。小説家。2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。2012年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、2020年『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。近著に『オーラの発表会』『嫌いなら呼ぶなよ』など。
③80周年を記念した商品の企画特集
【レインアイテム】
当社の祖業アイテムであるレインコートを筆頭に、各ブランドが展開するレインアイテムを特集。レインウエアを始め、傘やシューズといった雑貨アイテムまでこだわりの機能や仕立てを盛り込んだ新作商品を掲載しています。
【マスターピース商品】
80周年を記念して、ブランドの過去の名作アイテムをリニューアル。進化を遂げたベストセラーアイテムを紹介しています。
80周年記念特別号『SANYO Style MAGAZINE』「The Joy of Fashion」概要
概略 | A4サイズ、全100ページ構成 |
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発行日 | 4月27日(木) |
発行部数 | 76,000部 |
送付先 |
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掲載商品の 購入方法 |
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カタログ掲載 ブランド (ウィメンズ) |
以下14ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、 MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、 Paul Stuart(ポール・スチュアート)、EPOCA(エポカ)、AMACA(アマカ)、 TO BE CHIC(トゥー ビー シック)、EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)、 TRANS WORK(トランスワーク)、CAST:(キャストコロン)、 SANYOCOAT(サンヨーコート)、S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)、 LOVELESS(ラブレス)、ECOALF(エコアルフ)、 STORY & THE STUDY(ストーリー アンド ザ スタディー) |
カタログ掲載 ブランド (メンズ) |
以下9ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、 MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、 Paul Stuart(ポール・スチュアート)、EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)、 THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)、SANYOCOAT(サンヨーコート)、三陽山長、LOVELESS(ラブレス)、ECOALF(エコアルフ) |
■『SANYO Style MAGAZINE』80周年記念特別号「The Joy of Fashion」WEB版URL
https://sanyo-shokai.meclib.jp/ss23sanyostylemagazine/book/index.html
■『SANYO Style MAGAZINE』WEBサイトURL
https://www.sanyo-stylemagazine.jp/
三陽商会 設立80周年。「80周年事業」を3月よりスタート
三陽商会 設立80周年
「80周年事業」を3月よりスタート
株式会社三陽商会は、2023年5月11日に設立80周年を迎えます。
当社は戦後、物資が少ない中で防空暗幕を使ったレインコートを販売したことによりレインコート専業メーカーとして歩み始め、数々の革新的なコートを世に出すことで成長し、その後総合アパレルメーカーへと発展してきました。
80周年という節目を重要なステップの年と位置づけ、お客さまへの感謝の気持ちを表わすと同時に、3月1日(水)に「80周年記念サイト」を公開したことを皮切りに、1年(2023年3月~2024年2月)を通して80周年事業を実施していきます。
「80周年記念サイト」
URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/
80周年記念ロゴについて
三陽商会80周年記念ロゴは、この先もずっと変わらず丁寧に服をつくり続けていきたいという想いを、紡がれていく「糸」をモチーフにデザイン。お客さまとのつながりを大切にしながら、あたらしい物語を紡いでいくという意志と決意を、始まりをイメージしたあざやかなカラーで表現しています。
ステートメント
▽三陽商会 設立80周年記念Movie『START A NEW STORY』
80周年事業について
3月1日(水)に「80周年記念サイト」を公開したことを皮切りに、80周年記念商品の発売や、ブランド総合カタログ「SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)」から80周年記念号の発行、体験型企画を含めたキャンペーンの実施など、1年(2023年3月~2024年2月)を通して80周年事業を実施します。
【①80周年記念サイト公開】
URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/80th/
当社のコーポレートサイト内に「80周年記念サイト」を設け、3月1日(水)に公開。80周年のステートメントを表現した動画や、80周年にちなみ全国80店舗のスタッフスナップ、80周年記念商品、当社の80周年の歩みなどを紹介する内容となっています。
【②80周年記念商品発売】
2023年春夏は、当社の祖業アイテムであるレインコートを筆頭に、各ブランドがレインアイテムを開発。ウエア、傘やシューズといった雑貨アイテムまで、雨の日を快適に過ごすアイテムを3月から5月にかけて発売いたします。加えて、アーカイブ品をブラッシュアップした新商品も発売します。秋冬に向けてはコートを中心に商品開発を進めています。(2023年春夏シーズンの80周年記念商品:メンズ・ウィメンズ計21ブランドより全約80型 発売予定)
『80周年記念商品』は、2021年5月に全社横断のプロジェクトとして発足した「商品開発委員会」(※1)にて開発している商品です。
※1 商品開発委員会:
2021年5月、全社横断のプロジェクトとして発足。技術開発部や国内自社工場を有し、社内で一気通貫のものづくりができる当社の強みを最大限に活かし、技術力・開発力を結集させた価値のある商品をつくることを目的に発足。効果的な訴求方法についても議論し連動を図ります。
【③総合カタログ80周年記念号発行(4月下旬・11月)】
2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』から、80周年記念号を4月下旬と11月に発行します。4月下旬に発行する80周年記念号では、表紙モデルとしてスペシャルゲストをキャスティングするとともに、80周年記念商品の紹介や特別企画ページを予定しています。詳細については、4月下旬に発表いたします。
【④"周年イヤー"としてPOP UPイベントを開催】
2023年5月に設立80周年を迎える三陽商会と、2023年3月に開店90年となる日本橋髙島屋が、両社の "周年イヤー"を機に、これまでのお客さまとの繋がりを大切に、そして新しいお客さまとの繋がりを拡げていく場として、日本橋髙島屋にてPOP UPイベントを開催いたします。
会場では、三陽商会の祖業ブランドであるコートブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」の歩みを紹介するパネルやアーカイブ商品の展示、そして各ブランドの80周年記念商品の販売などを予定しています。
三陽商会設立80周年 × 日本橋髙島屋開店90年
POP UPイベント
イベント名 | : | SANYO 80周年記念企画 『SANYOCOATアーカイブ展』 |
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期間 | : | 2023年3月22日(水)~3月28日(火) |
場所 | : | 日本橋髙島屋S.C. 本館1階正面イベントスペース |
三陽商会の設立と歩み
「三陽商会の歩み」(1943~2022年) 掲載ページURL
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/corporate/history2/
~ 砥石商から出発、戦後にコート第一号を発売 ~
三陽商会の歴史は、戦時中の1943年(昭和18年)5月に創業者・吉原信之が東京に設立、砥石商から始まりました。
戦後、物資が少ない中で入手可能な原材料から様々なものを手掛け、事業を模索。1946年に防空暗幕を用いて作った紳士用の黒いレインコートが三陽商会のコート第一号に。1947年、戦時中のパラシュート生地から着想を得て、絹羽二重に植物油を塗って作ったオイルシルクの婦人用レインコートが大流行。1949年、戦後の大不況の中「レインコート製造販売」専業に転換し看板を掲げました。この看板により進駐軍の家族用レインコート1万着の受注が舞い込み、飛躍の契機となりました。
~ 地味だったレインコートをおしゃれ着に ~
1950年代には、進駐軍用レインコート生産をきっかけに、その売場を設けていた百貨店や素材メーカーとの関係を築き、業界初ともいわれる専属デザイナーを起用。デザイン性のあるレインコートを次々に発表し本格生産を開始。地味だったレインコートをおしゃれ着に変えていきました。
~ コートメーカーから総合アパレルメーカーへ前進 ~
高度経済成長の1960年代、三陽商会ではコートの多品種展開と大量生産が進むなかでも品質の安定化を図るべく、「商品研究室」にはじまり「技術研究室」「縫製研究室」と技術部門を設置。社内で一気通貫できる生産体制を確立させました。1969年には海外名門ブランドとの契約を機に、生産の核となる工場「サンヨーソーイング」を設立し、さらに品質と効率を向上。同時に1960年代後半より婦人用既成服ブランドの発売を皮切りに、コートメーカーから総合アパレルメーカーへと歩みはじめました。
1970年代以降は海外ブランドとの提携を相次いで行い国内で展開するとともに、自社ブランドも次々に開発し市場展開を強化、ブランド戦略を推進していきます。詳しくは「三陽商会の歩み」(1943~2022年)をぜひご覧ください。
「三陽商会の歩み」(1943~2022年) 掲載ページはこちら
企業ロゴの変遷
日本のアパレルメーカーで初めて自社商品に織りネームやタグをつけていた三陽商会は、早い時期からコーポレートアイデンティティを意識していました。初代ロゴ「Sanyo Coat」の文字は、織りネーム、企業ロゴとして用いており「コートの三陽」という企業アイデンティティを広めました。
1971年、総合アパレル化という次のベクトルに合わせてロゴマークを刷新。「Fashion House Sanyo」と記します。社名の前につく音符のような「雨だれマーク」はSANYOのSをモチーフにしたもの。1985年から使われている現在の企業ロゴは、21世紀に向けてハイセンス、ハイクオリティ、インターナショナルを目指す三陽商会をシンボライズしたものです。
2022年度「SANYO服福賞」オンライン表彰式・座談会を開催
三陽商会の服育活動
2022年度「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛
企業賞 「SANYO服福賞」オンライン表彰式・座談会を開催
~ 創設5年目となる2022年度は新宿区の小学生5名を表彰 ~
三陽商会は、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)が主催している「2022年度新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、企業賞「SANYO服福賞」として服や布に関する優れた日記を書いた小学生に向けたオンライン表彰式と座談会を2022年12月17日(土)に開催しました。2018年の「SANYO服福賞」創設以来、過去最高の応募数となる1,204点(区内24校)の応募作品の中から5名を選出。創設5年目を迎えた2022年度は、継続的なテーマである「服やものを長く使うことの大切さ」に沿って、受賞者による不用な服をリメイクした成果物の発表を行い、当社からはサステナビリティ活動の紹介をすることで相互理解を深めました。
当社は「SANYO服福賞」の表彰を通じて、地域の子供たちに対してものを長く大切に使う心を育み、服や布のアップサイクルやエコな取り組みの実践を企業として応援しています。
「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」への協賛と企業賞「SANYO服福賞」について
当社はサステナビリティ活動「服育」の一環として、当社が本社を構える新宿区内で活動する新宿区立環境学習情報センター及びNPO法人新宿環境活動ネットが新宿版として独自に展開している「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛してきました。2018年には企業賞「SANYO服福賞」を企業として初めて創設し、子供たちが取り組んだ日記の中から服や布に関する優れた作品を表彰しています。2022年度は新宿区立小学校の児童(4~6年生)らに環境日記7,000冊を配布。5週間以上取り組んだ日記を対象にしたコンテストに対して区内24校より1,204点の応募があり、2018年の「SANYO服福賞」創設以来、過去最高の応募数となりました。
エコギャラリー新宿 「新宿区『みどりの小道』環境日記」について:
https://www.shinjuku-ecocenter.jp/midorinokomichi/
2022年度 | 1,204点 (区内24校より) |
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2021年度 | 1,193点 (区内24校より) |
2020年度 | 747点 (区内17校より) |
2019年度 | 1,061点 (区内21校より) |
2018年度 | 910点 (区内21校より) |
オンライン表彰式・座談会について
例年、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催される「新宿こども環境シンポジウム」の中で「SANYO服福賞」の表彰式を開催してきましたが、2020年度からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、「SANYO服福賞」の表彰式・座談会をオンラインで実施しています。「SANYO服福賞」創設5年目を迎えた今年度は、参加した受賞者4名が環境日記に取り組んだ感想に加え、受賞者の中には保護者の方から譲り受けて大切にしている裁縫箱やぬいぐるみを紹介し、当社からは服育を含むサステナビリティ活動について紹介することで、服やものを長く使うことの大切さについて相互理解を深めました。
◆「SANYO服福賞」受賞者と受賞理由
<優秀賞 3名>
学校名 学年 | 氏名 | 選出のポイント |
---|---|---|
西新宿小学校 6年 | 会田 花乃 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、様々なアップサイクルを実践している |
淀橋第四小学校 5年 | 李 多恩 | 布や服に関する研究・探求心をもって取り組んでいる |
淀橋第四小学校 6年 | 嚴 嘏律 | オリジナリティのある発想でアップサイクルに取り組んでいる |
<特別賞 2名>
学校名 学年 | 氏名 | 選出のポイント |
---|---|---|
西戸山小学校 6年 | 顔 仁欣 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
早稲田小学校 4年 | 眞下 理子 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
受賞者の声(※保護者からのコメント、環境日記の転載を含む)
◆優秀賞:西新宿小学校 6年 会田 花乃(あいだ かの)さん
初めてSANYO服福賞を受賞して、うれしかったです。
着れなくなった洋服でまた別の物が作れることは環境にとても良いことだし、なにより楽しいです。また色々作ってみたいです。
(ご本人の環境日記より)
テレビで「着なくなった服をエコバッグに!」という番組を観て、服ってバッグにできるの!?と思い、挑戦してみました!切って縫うことで、バッグの「まち」の大きさを自由にアレンジできて、使いやすいバッグを作ることができました!
◆優秀賞:淀橋第四小学校 5年 李 多恩(い だおん)さん
日記を書いていたときは自分が受賞できるなんて思いもしなかったのですが、このような賞を貰うことができてうれしいです。エコ活動に集中して取り組めたからだと思います。この素敵な体験をこれからも続けたいと思います。
◆優秀賞:淀橋第四小学校 6年 嚴 嘏律(おむ はゆる)さん
この度は、「SANYO服福賞」を受賞することができて本当に嬉しいです。
この賞をとってから、家族のみんなでもっと環境のことを考えるようになりました。思い出にもなったし、今後も取り組んでいきたいと思います。
(ご本人の環境日記より)
「靴下 片方同士あわせてオシャレに♪」
私はよく片方の靴下に穴があきます。けれど捨ててしまうのはもったいないので、ほかの靴下とあわせてセットで履きます。このようにオシャレにすることは、ものを大切にすることにも繋がるのだと思いました。
◆特別賞:西戸山小学校 6年 顔 仁欣(がん じんきん)さん
(保護者の方より)
「SANYO服福賞」受賞のしらせを受けたとき、親子で大興奮でした。学校でも受賞したことを担任の先生に大いに評価いただき、嬉しいかぎりです。子ども本人は手芸や図工が大好きで、学習の合間によく自分でアイデアを考えて、形にしています。今回受賞したことは子どものモチベーションにもなると思います。今後もエコを意識しながら、親子で生活していきたいと思います。
◆特別賞:早稲田小学校 4年 眞下 理子(ましも りこ)さん
受賞のお知らせを先生からもらったとき、びっくりしたのと、うれしい気持ちでいっぱいになりました。日記を書いて分かったことは、環境に優しい行動はとっても簡単で楽しいことだということです。最近では、捨てる前に何か他のものにできないかと考えるようになりました。これからも作ることを通して環境問題を考えていきたいと思います。
「SANYO服福賞」これまでの受賞者内訳
年度 | 受賞者 |
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2022年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2021年度 | 7名(優秀賞4名、特別賞2名、SANYO服福マイスター1名) |
2020年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
2019年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2018年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
当社の「服育授業」について
当社は、衣服を通じて豊かなこころを育む「服育」の一環として、 "服を大切に長く着る心"を育てる小学校での「服育授業」を2014年からスタートしました。2017年からは、当社が本社を構える新宿区内での取り組みとして、新宿中央公園内にあるエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催されている「こどもエコ広場新宿」や夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」にも参加し、地域の子供たちに向けた「服育授業」を行っています。
こうした服育授業の実績を活かし、2021年より三陽商会の企業サイト内に「学ぼう!服のこと ~服育動画~」のページを開設しました。当社では今後も継続して、幅広い年代に向けた学習の場を継続的に創出してまいります。
■当社の服育授業について:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/future_investment/about_fukukatsu.html
■「学ぼう!服のこと ~ 服育動画 ~」:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/fukuiku/
※『服育Ⓡ』は株式会社チクマの登録商標であり、株式会社チクマの使用許諾に基づき使用しています。
総合カタログ"SANYO Style MAGAZINE"2022年秋冬版を発行
~ 紙カタログを起点に、生活者の多様な購買ニーズに対応 ~
総合カタログ"SANYO Style MAGAZINE"
2022年秋冬版「The story of my favorite coat」
10月31日(月)発行
当社の強みであるコートを特集した全100ページ
ウェブサイトのコーディネートや動画と連動した
紙のカタログだけにとどまらないCX向上につながるマーケティング施策
株式会社三陽商会(以下 三陽商会)は、2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』の2022年秋冬版「The story of my favorite coat(ザ ストーリー オブ マイ フェイバリットコート)」を10月31日(月)に発行、11月1日以降、希望するお客さま宅に順次送付されます。三陽商会のウィメンズ13ブランド、メンズ10ブランドを合わせた全23ブランドの商品を掲載した全100ページとなるカタログは、お客さま向けアンケートの結果や店頭のスタッフの声を反映したコンテンツを企画し、当社の強みであるコートをメインに総合アパレル企業ならではの多彩な品揃えを活かしたコーディネートを提案しています。小柄な方に向けたコーディネートを紹介する誌面では、当社直営オンラインストア「SANYO iStore(サンヨー アイストア)」内の「スタッフコーディネート」にリンクしたQRコードを掲載。リンク先のウェブサイトでは、様々な身長のスタッフによる着こなしなど、紙のカタログだけでは掲載しきれないリアルなコーディネートをご覧いただけるようにしています。また、2021年5月に全社横断のプロジェクトとして発足した「商品開発委員会」(※1)の企画である先進的な機能素材をブランド横断にて用いた商品の誌面は、機能性と着こなしにフィーチャーした動画と連動しており、カタログ紙面のQRコードから動画を視聴いただけます。今回のカタログは、全ページをウェブカタログとして「SANYO iStore」内に掲載します。
「スタッフコーディネート」へのリンクや動画との連動など新たな試みを通して、紙のカタログだけにとどまらず新たなCX向上につながるマーケティング施策として実施いたします。
■『SANYO Style MAGAZINE』2022年秋冬版 「The story of my favorite coat」ウェブカタログURL
https://sanyo-i.jp/s/customer/ft_202210_ssm_catalog
※1 商品開発委員会:2021年5月、全社横断のプロジェクトとして発足。技術開発部や国内自社工場を有し、社内で一気通貫のものづくりができる当社の強みを最大限に活かし、技術力・開発力を結集させた価値のある商品をつくることを目的に発足。効果的な訴求方法についても議論し連動を図ります。
施策の目的
2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』は、三陽商会が運営するファッションウェブマガジン『SANYO Style MAGAZINE』の紙版カタログです。創刊時はコロナ禍による外出自粛を受けての施策という一面もありましたが、リアル店舗への来店が戻りつつある現在は、お客さまとのタッチポイントを増やし、多様な購買ニーズ・消費行動に対応した情報を提供することを目的としたマーケティング施策として実施しています。
カタログ発送後に実施した当社会員制度「SANYO MEMBERSHIP(サンヨー・メンバーシップ)」会員に向けたアンケートの結果では、「同様のカタログが今後も発行された場合、ご覧になりたいと思いますか?」という問いに対して、「ぜひ見たい」が64%、「どちらかと言えば見たい」が31%を占め、95%のお客さまが新規のカタログの発行を望んでいることが分かり、継続して紙カタログを発行することとしました。
2022年春夏版の実績
2022年4月に発行された春夏版は、当社会員制度「SANYO MEMBERSHIP」から任意の79,000名に向けて送付。送付した会員の購買実績(カタログ掲載品を含む全商品)について、創刊号(2021年10月発行)と比較して購買人数が108%、購買点数が116%と増加しました。また、創刊号の販売時よりセット購入率がアップしており、カタログをご覧になったお客さまは、掲載商品をまとめて購入される傾向が高いことが分かりました。外出自粛などの行動制限が緩和されつつある中で、カタログ送付がきっかけとなり来店されるお客さまも多く見受けられました。
2022年秋冬版「The story of my favorite coat」について
今回発行した「The story of my favorite coat」は2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』の2022年秋冬版で、A4版全100ページ構成のファッションカタログです。
創刊号からの特色であるテーマ軸でブランドをミックスしたファッション誌のような構成は受け継ぎつつ、ウェブサイトと連動した新たな試みを実施しています。
1. 小柄な方に向けたコーディネートを紹介する誌面では、当社直営オンラインストア「SANYO iStore」内の「スタッフコーディネート」にリンクしたQRコードを掲載。リンク先のウェブサイトでは、様々な身長のスタッフによる着こなしなど、紙カタログでは掲載しきれないリアルなコーディネートをご覧いただけるようにしています。
小柄さんのための「スタイルアップ術」
ページ右下のQRコードからウェブサイト上の「スタッフコーディネート」の様々な身長のスタッフの着こなしを見ることができる
2.「商品開発委員会」の企画である先進的な機能素材「PERTEX® SHIELD AIR(パーテックス シールドエア)」をブランド横断にて用いた商品の誌面は、機能性と着こなしにフィーチャーした動画と連動しており、カタログ紙面のQRコードから動画を視聴いただけます。
『FUNCTIONAL WEAR「大人のための高機能アウター」でこの冬はもっと楽しくなる!』
左ページ下のQRコードから「パーテックス シールドエア」の動画が視聴可能
「PERTEX® SHIELD AIR」を使ったタウンウェアの紹介ムービー
下記より視聴ができます。
<購入面の特長>
■オンラインストアでの購入、各店頭での購入、各店頭に電話注文するなど、お客さまにとってお求めやすい方法で商品を購入できる。
■各ページにQRコードを掲載。コーディネートで掲載しているページのQRコードを読み込むと、当社直営オンラインストア「SANYO iStore」に遷移し、ページに掲載された商品全てが一度に表示され、商品の詳細や在庫の確認が可能。
■ブランドの垣根を越えて商品をご紹介できる「商品紹介シート」システムを採用。商品コードを機器に入力し、商品情報のQRコードが印字されたシートを出力してお客さまにお渡しすることで、来店した店舗のブランドにとらわれずに商品を検討していただくことが可能。
2022年秋冬版 「The story of my favorite coat」 概要
概略 | A4サイズ、全100ページ構成 |
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発行日 | 10月31日(月) |
発行部数 | 80,000部 |
送付先 |
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購入方法 |
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取扱いブランド (ウィメンズ) |
以下13ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、Paul Stuart(ポール・スチュアート)、EPOCA(エポカ)、 AMACA(アマカ)、 TO BE CHIC(トゥー ビー シック)、 EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)、 TRANS WORK(トランスワーク)、 CAST:(キャストコロン)、SANYOCOAT(サンヨーコート)、S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)、LOVELESS(ラブレス)、ECOALF(エコアルフ) |
取扱いブランド (メンズ) |
以下10ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、Paul Stuart(ポール・スチュアート)、EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)、THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス)、SANYOCOAT(サンヨーコート)、三陽山長、LOVELESS(ラブレス)、ECOALF(エコアルフ)、STORY & THE STUDY(ストーリー アンド ザ スタディ) |
■『SANYO Style MAGAZINE』 2022年秋冬版 「The story of my favorite coat」ウェブカタログURL
https://sanyo-i.jp/s/customer/ft_202210_ssm_catalog
■『SANYO Style MAGAZINE』WEBサイト
https://www.sanyo-stylemagazine.jp/
総合カタログ"SANYO Style MAGAZINE"2022年春夏版 「New Me, New Style」発行
~ 紙カタログを起点に、生活者の多様な購買ニーズに対応 ~
総合カタログ"SANYO Style MAGAZINE"
2022年春夏版 「New Me, New Style」4月1日(金)発行
創刊号48ページから100ページ構成に拡大
お客さまから要望の多かった身長別コーディネートやQ&Aなどのコンテンツを充実
株式会社三陽商会(以下 三陽商会)は、2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』の2022年春夏版にあたる「New Me, New Style(ニューミー、ニュースタイル)」を4月1日(金)に発行いたします。創刊号の48ページから今号は100ページ構成に拡大し、メンズの商品掲載を充実させたほか、お客さま向けアンケートの結果や店頭のスタッフの声を反映し、身長別のコーディネートテクニックやファッションに対するお悩みQ&Aといったスタイリングに直結するコンテンツを新たに導入。総合アパレル企業ならではの多彩な品揃えを活かし、ブランドごとにスタイリングを提案するだけでなくトレンドやシーンをもとに設定したテーマ軸でブランドをミックスして掲載することで、「MAGAZINE(マガジン)」の名にふさわしいファッション誌のようなトレンド感のあるコンテンツをご紹介いたします。
施策の目的
2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE(サンヨー・スタイル・マガジン)』は、三陽商会が運営するファッションウェブマガジン『SANYO Style MAGAZINE』の紙版カタログで、来店してじっくり商品を見てまわることのハードルが高い昨今の社会情勢において、紙カタログを起点に生活者の多様な購買ニーズ・消費行動に対応した情報を提供することを目的としたマーケティング施策です。
創刊号の実績
創刊号(2021年11月発行)は、当社の自社会員制度「SANYO MEMBERSHIP(サンヨー・メンバーシップ)」から任意の76,500名に向けて送付。送付した会員の購買実績(カタログ掲載品を含む全商品)が未送付の会員と比較して1.3倍高かったことと、店舗利用のみの会員に対して店舗とオンラインストアの両方のチャネルで買い物をしている「クロスユース」会員の購買率が2倍近く高かったことから、カタログの存在がお客さまと商品とのタッチポイントを創出し、様々な購買行動を後押しできたことが分かりました。
展開店舗の少ない「ECOALF(エコアルフ)」など、カタログの掲載を機に認知度を高めたブランドもあり、お客さま向けアンケートでは、「いつもは利用しないブランドを知るきっかけとなり、新たな発見があった」「なかなか店頭に足を運ぶことができない家族と一緒に、様々なブランドから商品を選べた」といった声を多く頂くことができました。(※)
※下部の<創刊号における効果・お客さまの声>を参照
2022年春夏版「New Me, New Style」について
今回発行する「New Me, New Style」は2021年11月に創刊したブランド総合カタログ『SANYO Style MAGAZINE』の2022年春夏版で、A4版全100ページ構成のファッションカタログです。
創刊号の特色である、テーマ軸でブランドをミックスしたファッション誌のような構成は受け継ぎつつ、お客さま向けアンケートの結果や店頭のスタッフの声を反映し、身長別のコーディネートやファッションに対するお悩みQ&Aなど新たなコンテンツを導入。また、「メンズのページを増やしてほしい」と多くの声を頂いたことから、メンズのページ数を前回から3倍近く拡大し、ご夫婦やご家族などでも充分にお楽しみいただける構成としました。
<購入面の特長>
- ・オンラインストア、各店頭での購入、各店頭に電話して代引き購入するなど、お客さまにとってお求めやすい方法で商品を購入できる。
- ・各ページにQRコードを掲載。コーディネートで掲載しているページのQRコードを読み込むと、当社直営オンラインストア「SANYO iStore」に遷移し、掲載した商品全てが一度に表示され、商品の詳細や在庫の確認が可能。
- ・「担当するブランド以外の商品のお問合せを受けたが、スムーズにご案内ができなかった」といった店頭スタッフの声を受けて、ブランドの垣根を越えて商品をご紹介できる「商品紹介シート」システムをスタート。商品コードを機器に入力し、商品情報のQRコードが印字されたシートを出力してお客さまにお渡しすることで、来店した店舗のブランドにとらわれずに商品を検討していただくことを可能とした。【new】
<誌面の特長>
- ・各ブランドにおける2022年春夏コレクションを特集。日常のワンシーンや、トレンドをもとにしたサブテーマを設けてブランドをミックスして掲載することで、スタイリングする際に便利な情報を集積し、ファッション誌のような誌面とした。
- ・表紙や、シーン別カップルスタイルでは、タレントやモデルとして活躍する優木まおみさんを起用。登場する女性モデルを2名から3名に拡大し、着用イメージをわきやすくするために、日本人女性の平均に近しい身長の女性モデルを起用した。【new】
- ・シーン別カップルスタイル、ウィメンズ、メンズのページ構成。創刊号では8ページだったメンズのコーナーを24ページに拡大し、ご夫婦やご家族などで共有しやすい構成とした。【new】
- ・お客さま向けアンケートの結果や店頭のスタッフの声をもとに、身長別のコーディネートテクニックやファッションに対するお悩みQ&Aといったコンテンツを新たに導入。「自分の身長に近い着こなしが見たい」といった声を受けて、身長別のコーディネートで当社の社員をモデルに起用し、商品検討の手助けとなるよう配慮した。【new】
- ・「SANYO名品6」と題し、各ブランドからロングセラーアイテムを計6点ピックアップ。冊子全体ではトレンド感を意識した構成としながらも、当社ならではの高品質・高付加価値な商品を紹介することでファッション誌との差別化を図った。【new】
創刊号における効果・お客さまの声
~ 当社における効果 ~
- ・「SANYO MEMBERSHIP(サンヨー・メンバーシップ)」会員のうち任意の76,500名に向けて送付した結果、送付した会員のカタログ掲載品を含む全商品の購買実績が未送付の会員と比較して1.3倍高く、カタログによってお客さまと商品とのタッチポイントを創出することができた。
- ・店舗のみ利用している会員と比較して、店舗とオンラインストアの両方のチャネルで買い物をしている「クロスユース」会員の購買率が2倍近く高く、様々な購買行動を後押しすることができた。
- ・カタログを機に認知を得たブランドもあり、なかでも展開店舗の少ない「ECOALF(エコアルフ)」はすべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで作っているサステナブルなブランドコンセプトへの関心から多くの問い合わせをいただき、一部の掲載商品は早々に完売する結果となった。
~ お客さまの声 ~
- ・オンラインで見たときには購入をためらっていた商品が、カタログでは質感や色味が見やすく、購入の後押しになった。
- ・(創刊号のコート特集を受けて)品質の良さが伝わる誌面で、三陽商会がコートに強いメーカーであることを再認識できた。
- ・トレンドの色や形が分かり、店舗に行く前の購入計画を立てるのに役立った。
- ・いつもは利用しないブランドを知るきっかけとなり、新たな発見があった。様々なブランドを同時に比較できるので便利だった。
2022年春夏版「New Me, New Style」 概要
概略 | A4サイズ、全100ページ構成 |
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発行日 | 4月1日(金) |
発行部数 | 85,000部 |
送付先 |
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購入方法 |
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取扱いブランド (ウィメンズ) |
以下14ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、Paul Stuart(ポール・スチュアート)、EPOCA(エポカ)、 EPOCA THE SHOP(エポカ ザ ショップ)、SANYOCOAT(サンヨーコート)、 S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)、TO BE CHIC(トゥー ビー シック)、AMACA(アマカ)、TRANS WORK(トランスワーク)、EVEX by KRIZIA(エヴェックス バイ クリツィア)、MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、 LOVELESS(ラブレス)、CAST:(キャストコロン)、ECOALF(エコアルフ) |
取扱いブランド (メンズ) |
以下9ブランド MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)、 Paul Stuart(ポール・スチュアート)、 EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)、MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュ フィロソフィー)、 ECOALF(エコアルフ)、 LOVELESS(ラブレス)、 SANYOCOAT(サンヨーコート)、三陽山長、THE SCOTCH HOUSE(ザ・スコッチハウス) |
■『SANYO Style MAGAZINE』WEBサイト:https://www.sanyo-stylemagazine.jp/
『100年コート』のパーソナルオーダーを12/26(日)まで5カ月間実施。「SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C.店」にて。
長く愛用できる特別なコートを
豊富なサイズから着丈・袖丈の調整が可能。生地やボタンもお好みで組み合わせ
『100年コート』のパーソナルオーダーを12/26(日)まで5カ月間実施
"上質な定番品"や "自分に合ったこだわりの1着"への需要の高まりに向けて
三陽商会が展開するコート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」は、『100年コート』のパーソナルオーダーを7月15日(木)~12月26日(日)の5カ月にわたり「SANYO ESSENTIALS(サンヨー エッセンシャルズ) 日本橋髙島屋S.C.店」にて実施いたします。『100年コート』のパーソナルオーダー企画は、メンズ7型・ウィメンズ6型の13型からモデルを選定し、表地・裏地・着脱可能なライナー生地・ボタン・ベルトバックルの色や柄、素材等を複数の中からお選びいただけ、既製版の『100年コート』より豊富に揃えた基本サイズに着丈・袖丈の調整を加えることで、既製品ではサイズが合いにくいお客さまも一人一人に合わせた1着を仕立てることができる企画です。"長く使える上質な定番品"や "自分に合ったこだわりの1着"への需要の高まりから、オーダーの実施期間を昨年の3カ月間から今年は5カ月間に延ばし実施いたします。
背景
2015年に国連サミットでSDGsが採択されて以降、ファッション業界においては、特に目標12番:「つくる責任・つかう責任」を企業の事業活動の目標として取り込み、持続可能な生産消費形態を確保することが求められています。
さらに昨今のコロナ禍をきっかけに服へのニーズや役割も変化し、バリエーションが必要だった時代から1着が多くの場面で活用できることが重視されるように傾向が変わり、"長く使える上質な定番品" "自分に合ったこだわりの1着" など、服を選ぶ基準にも変化が現れています。
こうしたことを背景に、"世代を超えて永く愛されるコート"を目指して生産し、お客さまが安心して愛用し続けることができるようメンテナンスやアフターケアを直接おこなう「100年オーナープラン」も運営している『100年コート』は、年々需要の高まりを見せるパーソナルオーダー企画の受注期間を昨年の3カ月間から今年は5カ月間に延ばし実施することとしました。
『100年コート』パーソナルオーダーのイメージ
『100年コート』パーソナルオーダー 実施概要
実施店舗 | : | 「SANYOESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C.店」 (東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C. 新館3F) |
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期間 | : | 2021年7月15日(木)~ 12月26日(日) | |
営業時間 | : | 10:30~20:00 ※営業時間は施設に準じます | |
電話 | : | 03-6225-2307 | |
納期 | : | 受注から約2~3か月 |
『100年コート』パーソナルオーダーの特長
このたび「SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C.店」にて展開する『100年コート』のパーソナルオーダー企画は、メンズ7型・ウィメンズ6型の13型からモデルを選定し、表地・裏地・着脱可能なライナー生地・ボタン・ベルトバックルの色や柄、素材等を複数の中からお選びいただけます。既製版の『100年コート』より豊富に揃えた基本サイズに着丈・袖丈の調整を加えることで、既製品ではサイズが合いにくいお客さまも一人一人に合わせた1着を仕立てることができる企画です。
オーダーの際には、コートを熟知したスタッフがサイズ調整をはじめ生地などの選択において、お客さまにとってより最適な1着となるようご提案いたします。
~ ポイント ~
- ・表地はパーソナルオーダー限定色4色を含む計7色の中からお選びいただけます。今シーズンよりレッドを新たに加えました。
- ・基本サイズの展開をメンズ:S、M、L、XL、2XL、3XL、4XL、ウィメンズ:34、36、38、40、42、44、46、48、とし、より多くのお客さまに合うサイズを揃えています。
※既成版『100年コート』のサイズ展開:メンズ:S、M、L、XL、ウィメンズ :34、36、38、40、42
※ 大きいサイズは「SANYO ESSENTIALS 日本橋髙島屋S.C.店」のみで展開する限定サイズ - ・昨年まで1カ月半~3カ月だったオーダー期間を延ばし、今シーズンは5カ月間にわたりオーダーいただけるようにしました。
『100年コート』について
『100年コート』は、コート専業ブランドの「SANYOCOAT」が "世代を超えて永く愛されるコート" を目指し、ものづくりへのこだわりを体現した2013年より展開している日本製のコートです。トレンチとバルマカーンという普遍的なスタイルにフォーカスし、表地は最高級のGIZA(ギザ)コットンで織られたギャバジン素材に耐久はっ水機能をもたせています。素材調達から縫製までの全てを国内で行い、50年間コートを作り続けている日本でも類を見ないコート専業工場である当社自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー(青森県上北郡七戸町)」で丁寧に縫製しています。
~ コートのメンテナンスやアフターケアをおこなう「100年オーナープラン」 ~
また、『100年コート』をご購入したお客さまが安心して愛用し続けることができるよう、メンテナンスやアフターケアを直接おこなう「100年オーナープラン」を運営しています。そのサービスの一環として、『100年コート』の購入から3年ごとのシーズンオフ期間にコートをお預かりし、10項目において定期診断を行い、無償でボタンの緩み直し補修を行うほか、ご希望に応じて袖口や裾周りの擦り切れ補修などを有償にて承るケアプログラムを提供しており、多くのお客さまにご登録いただいております。
このプログラムを通じて、着用する中でゆっくりとその姿を変えていく『100年コート』の経年変化や衣服との長い付き合いを楽しんでいただきたいと考え運営しています。( 「100年オーナープラン」について https://www.sanyocoat.jp/100nen_owner.html)
『100年コート』パーソナルオーダー企画概要
内容 | 表地、裏地、ライナー、ボタン、ベルトバックルの色や柄、素材や仕様などを複数の中から選び、基本サイズに調整を加えることで、体に合ったお好みの1着をおつくりいただける企画。 | |
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アイテム/デザイン | 100年コート ・・・・ メンズ:7モデル、ウィメンズ:6モデル (トレンチコート/バルマカーンコート、丈やシルエットのバリエーション有り) |
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価格帯(税込) | 既製品税込価格 (¥91,300~¥146,300) + パーソナルオーダー税込料金 (¥17,600~ ) | |
素材の種類 | 表地 | 7色〔ベージュ、ネイビー、カーキ、ブラック、オイスター(ライトグレー)、カーキグリーン、レッド〕 素材・・・綿100% ギャバジン(耐久はっ水機能) ブラック、オイスター、カーキグリーン、レッドはパーソナルオーダーでのみ選べる限定色です |
本体裏地 |
9種類
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ライナー |
2タイプ
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ボタン | 12種類・・・・水牛、樹脂、ナットなど | |
ベルトバックル | 3色(レザー部分)・・・ブラック、ベージュ、ブラウン | |
基本サイズ展開 |
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丈調整 | 着丈:1cmピッチでー6cm~+10cm 袖丈:1cmピッチでー8cm~+5cm |
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納期 | 受注から約2~3か月 ※ オーダー時期や内容により納期が前後することがあります |
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生産工場 | サンヨーソーイング 青森ファクトリー(青森県上北郡七戸町) | |
オーダーのステップ |
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「SPECIAL DAYS」日程 |
下記の日程にて「SANYOCOAT」のデザイナーとパタンナーがパーソナルオーダーで『100年コート』をおつくりいただくお客さまのサポートをいたします。
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『100年コート』パーソナルオーダー 名古屋での実施について
今年3月に「ジェイアール名古屋タカシマヤ」6階にオープンした店舗「SANYO ESSENTIALS」においても、9月15日(水)~9月21日(火)の1週間、『100年コート』のパーソナルオーダー企画を展開いたします。
※こちらでの基本サイズ展開は、ウィメンズ:34、36、38、40、42となります
『100コート』公式WEBサイト
https://www.sanyocoat.jp/100nencoat.html
公式SNSアカウント
- :https://www.instagram.com/sanyo_coat/?hl=ja
- :https://www.facebook.com/sanyocoat.jp/
- :https://twitter.com/sanyoessentials
新たな資源循環プラットフォーム実証事業にアパレル2社が参画
オンワード樫山・三陽商会がセンコーグループと協働し動静脈一体物流を活用したレコテックの廃プラスチック資源循環への取り組みへ参加
新たな資源循環プラットフォーム実証事業にアパレル2社が参画
オンワード樫山・三陽商会がセンコーグループと協働し
動静脈一体物流を活用したレコテックの廃プラスチック資源循環への取り組みへ参加
株式会社オンワード樫山(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木 恒則、以下「オンワード樫山」)と株式会社三陽商会(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大江 伸治、以下「三陽商会」)は、両社の納品物流業務を担うセンコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:福田 泰久、以下「センコーグループ」)と協働し、動静脈一体物流を活用して効率的に廃プラスチックを回収し再生するレコテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:野崎 衛、以下「レコテック」)の資源循環プラットフォーム実証事業に参画しました。
背景・課題
昨今、海洋プラスチック問題の深刻化からプラスチックごみの削減と再利用が喫緊の課題となっています。イギリスのエレン・マッカーサー財団は2016年の報告において、「現在のスピードでプラスチックの利用を進めた場合に、2050年までには海中のプラスチックの重量と魚の重量が等しくなる」という衝撃の試算を発表しました。
このような状況を受け、世界中でサーキュラー・エコノミー化を進め、持続可能な社会にするために様々な取り組みが活発になっています。日本のアパレル業界においても、衣服を店頭で回収し、リサイクルやリユースをするなどの取り組みが進められています。しかし、サプライチェーンの過程で発生するプラスチックにおいては、非常にきれいな状態で排出されるにも関わらず、現状ではほとんどがサーマルリカバリー(熱回収)に留まっています。物流拠点や各店舗で発生する廃プラスチックをマテリアルリサイクルするためには、薄く広く分散した廃棄物を効率的に回収することが必要不可欠であり、そのためには企業横断的に仕組みを構築することが極めて重要であると考えています。
実証事業内容
オンワード樫山と三陽商会は、両社の納品物流業務を担うセンコーグループとの協働により、今回の動静脈一体物流を活用して効率的に廃プラスチックを回収し、再生する資源循環プラットフォーム実証事業に参加しました。両社の物流倉庫・店舗等から排出されるプラスチックを、量と種類を見える化した上で、センコーグループの納品車両を活用して回収し、マテリアルリサイクル施設にて再生する実証事業に協力していきます。
本実証事業では、レコテックが提供する資源循環プラットフォームシステム「Material Pool System (MPS)」および廃棄物を記録するWebアプリケーション「GOMiCO」にて、廃プラスチックの量と種類を可視化し追跡・管理することで、静脈サプライチェーンの各プロセスにおけるトレーサビリティを担保します。これを前提に、東京都の「再生利用指定」を受け、許認可外の車両を使った動静脈一体物流を実現することが可能となります。
▽実証事業イメージ
【実施概要】
- 実証期間
- :
- 2021年6月22日 〜 2021年8月31日
- 回収拠点
- :
- オンワード樫山 芝浦第3ビル・第4ビル(東京都・港区)
三陽商会 社員セール会場 科学技術館
三陽商会 ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ原宿本店
三陽商会 ブラックレーベル・クレストブリッジ渋谷店
三陽商会 ポール・スチュアート青山本店 - 回収対象
- :
- 納品時のハンガーカバー(透明のプラスチックフィルム)、
ニット・カットソーなど包装プラスチック
▽回収対象プラスチックの例
今後の展開
今後は、個社では実現が難しい廃棄物の資源循環を、業界や企業の垣根を超えたあらゆる企業が相乗りして取り組むことがますます重要となると考えます。レコテックは、きれいなプラスチック排出量の多いアパレル企業やブランドへ資源循環プラットフォームへの参加を募り、各拠点では少量ずつ発生するプラスチックを面で捉えることで、資源を効率的に回収・再生させる仕組みの構築を加速させます。
各社概要
■株式会社オンワード樫山
- 本社
- :
- 東京都中央区日本橋3-10-5
- 設立
- :
- 1947年9月(樫山商事㈱[現 ㈱オンワードホールディングス]設立年月)
- 代表者
- :
- 代表取締役社長 鈴木 恒則
- 事業内容
- :
- 紳士服、婦人服、子供服、身の廻り品などの企画・製造・販売
- URL
- :
- https://www.onward.co.jp/
■株式会社三陽商会
- 本社
- :
- 東京都新宿区四谷本塩町6-14
- 設立
- :
- 1943年5月11日
- 代表者
- :
- 代表取締役社長 大江 伸治
- 事業内容
- :
- 紳士服・婦人服及び装飾品の製造販売
全国の百貨店、専門店、直営店での製品の販売 - URL
- :
- https://www.sanyo-shokai.co.jp/
■センコーグループホールディングス株式会社
- 本社
- :
- 東京都江東区潮見2-8-10 潮見SIFビル
- 設立
- :
- 1946年7月
- 代表者
- :
- 代表取締役社長 福田 泰久
- 事業内容
- :
- 物流事業、商事事業、ビジネスサポート事業、ライフサポート事業
- URL
- :
- https://www.senkogrouphd.co.jp/
■レコテック株式会社
- 本社
- :
- 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階KSフロア
- 設立
- :
- 2007年5月
- 代表者
- :
- 代表取締役 野崎 衛
- 事業内容
- :
- 廃棄物対策コンサルティング、環境機器・プラント導入支援、
エコプロダクツ販売 - URL
- :
- https://recotech.co.jp/