2021年6月16日(水)に、東京都新宿区立津久戸小学校にて服育授業を実施しました。
当日は、4年生の2クラス、45名の子供たちに「綿から服ができるまで」をテーマに当社の事業内容に触れながら素材から服ができるまでの過程やアップサイクルについて説明をしました。
服育授業では、原料である綿から糸や布ができて、服に形作られ消費者の手に渡るまでには、多くの時間と多くの人の手がかかっていることを説明することで、自分が着ている服や持っているモノに愛着をもって長く使うことの大切さを伝えています。
授業の前半では和綿の生育過程やデザイナー・パタンナーの仕事についてなど、服ができるまでの一連の流れをお話しました。途中でクイズを交えることで、子供たちとコミュニケーションを取りながら、授業を進めることができました。
<クイズ:ズボンは何枚のパターンからできている?>
<元気よく質問に答える生徒たち>
授業の後半では、「アップサイクル※」とは何かを説明。アップサイクルの一例として余った布を使ったマスクケースの作り方を紹介しました。授業の後には「家に着物の布があるのでパターンを使ってマスクケースを作ってみたい」という感想も。マスクケースづくりを通してアップサイクルの楽しさを少しでも感じてもらえていたら嬉しいです。
※アップサイクルとは、廃棄物や不用になったものに新たな付加価値を持たせることで、よりよいモノに生まれ変わらせること
<マスクケースの作り方を説明>
<マスクケース仕上がりのイメージ>
後日、津久戸小学校の子供たちが、授業の感想をメッセージボードにして送ってくれました。 心のこもったメッセージをありがとうございました!!
<メッセージボードの表紙>
<中には洋服や雑貨の形をしたメッセージカードが!>
<子供たちが作ってくれたマスクケース>