アクションレポート

2019年 収穫

2019年 収穫

三陽商会が、環境活動の一環として2013年より栃木県栃木市の渡良瀬エコビレッジで行っている和綿栽培活動。
5月に「種まき」、7月に「間引き・草取り」をおこない、いよいよ和綿収穫の時期を迎えました!
今回は、4月に入社した新入社員約40名を含む総勢44名が参加し、10月26日に収穫を行いました。

今年は猛暑や大雨、台風の影響があり綿の発育が心配でしたが、それでも綿はしっかりの地面に根をはり大きく成長した姿を見せてくれました。自然の生命力を実感します。

今年もたくさんの綿が収穫できました。

今年の「種まき」「草取り・間引き」「収穫」の活動に参加した新入社員からは、

「私たちは綿を扱う人間としてもっと責任を感じていかなければならないのだと思います。ただ作っては捨てという形ではなく、再生可能な資源として自然の命を大切にしていきたいと思います。また綿の栽培の過程を知ることでお客様に対する接客に自信をつけることができました。これからはお客様にも綿がとても貴重な資源であるという事を伝えていけたらと思います。」

「実際に土まみれで汗をかきながらやっても少量しか取れないことや、ほんの少しの気候の変化でコットンボールがうまく弾けないことを知りました。Tシャツ一枚作るのがこんなに大変だとは思わず、自分が今着ているものに価格以上の価値を感じるようになりました。」

「渡良瀬で自然を肌で感じ、和綿を実際に手に取ってみることで洋服が出来上がる工程がいかに長く、手の込められた作業なのか理解することが出来ました。」

「改めて人と洋服について考え直すきっかけを持てました。人が洋服を着る理由は身体を守るためや嗜好品として、オシャレをするためなどそれぞれの理由がありますが、1枚990円のTシャツも1枚1万円のTシャツにも、どのお洋服にも始まりにはつくる人がいて、知識や労力はもちろん、自然の力も必要だと言うことを肌で感じることが出来て、想像以上の繊細さに正直驚くことが多かったです。和綿の収穫に至るまで、一つ一つの作業にも沢山の知識や準備が必要で、本当に沢山の努力と熱い気持ちがあってこそ一つの和綿が出来上がることを栽培に携わることで奥深さを知れました。」

「種まきではこの小さい種がどのように育つのだろう、とわくわくしたり、草取りでは何も生えてなかった畑に芽が出ていた喜びだったりそして何より和綿を収穫できた時の喜び、わくわく感は心が踊るものでした。このように土から育て上げる喜びを初めて体験し、今自分が着ている服について原点の部分から思いを巡らせることができたり、市場に出回っている服の価値を考えることができたり、和綿を育てた体験をきっかけとして服について様々なことを考えさせられるきっかけになりました。」

「持続可能な社会、循環型の生活の魅力や重要性に気がつきました。一方通行の生活ではいつか破綻してしまいます。そうならないように私達はこれから社会全体の発展、持続に尽力したいです。」

といった感想が聞かれました。

私たちはこれからも和綿の栽培活動を通して、一粒の種を蒔くことからはじまる服づくりのプロセスを理解し、限られた地球の資源を大切にする気づきや、「渡良瀬エコビレッジ」での日本古来からの「循環型生活」を体験することで、企業として必要な環境への理解を深めてまいります。

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