アクションレポート

2018年 種まき

2018年 種まき

5月12日に今年の和綿栽培活動の1回目として種まきを開催しました。

三陽商会では、環境活動の一環として、2013年より栃木県栃木市の特定非営利法人渡良瀬エコビレッジにて日本古来の和綿の栽培をスタートしました。和綿は、明治中期まで100%に近い自給率がありましたが、高度経済成長に伴い安い綿が輸入されるようになったため需要が減少し、現在日本で和綿を育てている畑は日本で数ヵ所となってしまいました。そのひとつが、「渡良瀬エコビレッジ」です。

渡良瀬エコビレッジの活動は、衣・食・住を通して環境に負担を与えない持続可能な循環型社会の「やまずめぐる暮らし」を目指してスタートしました。「やまずめぐる」とは「止まず巡る」。つまり、日本古来からある循環型の無駄のない生活のことです。

今回は、4月に入社した新入社員22名も参加し、服づくりの原点である「一粒の種をまくこと」の体験を通して、環境への理解を深めると共に、日本人が昔から持っていた循環型の生活の知恵を学びました。

当日はエコビレッジ到着後、まず渡良瀬エコビレッジの理事長の町田武士さんのお話を伺いました。

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町田さんが手に持っているのは成長した和綿の根の部分です。

町田さんは「根を見ればその年の和綿がどう成長したのかわかります。通常時は根はまっすぐ下に伸びていくものですが、色々な困難があった場合はそれにあわせて根を様々な方向に生やして見えない土台を強くするのです。これは人間も植物も同じだと思います。」というお話をされました。
新入社員も真剣に聞き入っています。

町田さんのお話を伺った後はいよいよ作業です。
まず、補植用(予備)のポットで種まきの練習をした後に畑に移動しました。

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(画像)種まきの練習②.jpg

三陽商会では300坪の畑で和綿を育てます。いよいよこれから種をまく作業です。

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事前に自分の名前を書いた札を用意し、それを立ててまっすぐ種をまいていきます。
自分の名前の裏面に和綿へのメッセージ(?)を書いた人も。
朝からずっと賑やかだった新入社員も、この時ばかりは黙々と作業に取り組みます。

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(画像)種まきの様子①.jpg

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最後に、まいた種に足で土をかけたら種まきは完了です。

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種まきの後には、野菜の収穫体験、ランチタイム、薪割り・綿くり体験をおこないました。

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(画像)ランチ①.jpg

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新入社員の感想で「貴重な体験ができて良かった」と好評だった綿くり・糸つむぎ。

収穫した綿の中にある種を分ける作業と、糸にする昔ながらの作業を体験しました。
服ができるまでには、多くの人々が関わり、たくさんの想いがつながっているのだということを体験から学びました。

次回7月は草取りと間引きの作業です!

今年は、昨年始まったプロジェクト「EARTH TO WEAR」(http://www.earth-to-wear.com/)で生活者と一緒に和綿を育てるプロジェクトも始まります。
秋になったら、渡良瀬エコビレッジと生活者のご自宅で収穫したコットンボールを集めて、なにか製品をつくることを計画しています。

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