2016年7月12日に文京区駒本小学校5年生の家庭科で服育授業をしました。登壇したのはポール・スチュアートのデザイナー山本さんとパタンナーの山口さん。
「デザインとは?」「パタンナーって何をするの?」
一着の服ができるまでのストーリーを、それぞれの立場からお話ししました。
みんなが着ているお洋服のボタンは水牛の角や貝殻でできていること、お父さんが着ているスーツのウール生地は羊からできていること、原料になる羊は育った国によってフワフワだったりサラサラだったり風合いが違うことなど、生徒さんたちは、はじめてみる頑丈な水牛の角やボタンを抜き取った後の貝殻、いろいろな種類のウールの毛のサンプルに大興奮でした。
パタンナーさんのケーキの箱の展開図を用いて日常のいろいろなデザインにはパターンがベースになっているというお話のあと、実際にお袖のパターンを見比べたり、着てみたり、みんな目からウロコな感動でした。
生徒さんたちみんなが、私たちの着ているお洋服の多くは自然の恩恵にあることや服を大切に長く着てほしいという思いをちゃんと理解してくれたことが嬉しかったです!