2015年3月12日、文京区駒本小学校6年生の生徒さんにキャリア学習を実施しました。今回講師を務めたのはプリングルデザイナーの興五澤さんとパタンナーの岩田さん。
それぞれデザイナーとパタンナーのお仕事を説明したあと、岩田さんがボディに生地をあわせてピン(針)をうってジャケットのカタチをつくっていく立体裁断を披露してくれました。生徒さんたちが真剣なまなざしで岩田さんのピン打ちを見守る静かな教室の中、衿や袖のパーツが完成するたびに「わーっ!」という歓声がおこり、ジャケットが完成した瞬間には大きな拍手がなりやみませんでした。モノがつくられていく過程のなかにあるひとつひとつの感動を生徒さんたちと共有できたことは素晴らしいことでした。
後日生徒さんたちから
「普段きている服が何人もの人の手間がかかっていることを知りありがたいことだと思った」
「私はファッションに興味があったのですがお話をきいてもっとファッションが好きになりました」といった感想をいただきました。
また機会があれば立体裁断の実演をどこかの学校で実施したいです。