活動プロジェクト一覧に戻る
more trees LEATHER
■2014.06.25 update

more trees LEATHER

2012年にアートプロジェクトを通じて協力した一般社団法人more trees さんとのプロジェクトが始まりました。 今度はシカ革です。

日本に生息するニホンジカは絶滅の危機に瀕していましたが、この数十年の間に、保護政策やオオカミの絶滅、暖冬などにより急激に増加し、農作物や山林を荒らし、被害を深刻化させる「害獣」となっています。 このまま増え続けていくと、生態系が大きく変わってしまい、森林そのものがダメになりつつある地域もあり、被害の深刻化が急速に増加しているのが現状です。
mt mori.jpg
そして、シカが害獣になるほど増加しているにも関わらず、日本で使用されているシカ素材は、そのほとんどが輸入品です。こうした状況を変え、日本におけるシカ素材の新しい生かし方を構築していきたいと考えた素材がmore trees LEATHER です。
当社の靴のブランド『三陽山長』では、製品を通して日本におけるシカの今を知ってもらえればと考え、ディアスキンの特性である柔らかさを活かした、シカ皮を使ったシューズのコレクションを発表しました。
記念すべきスタートの年、2014春はシカ革でドライビングシューズをつくりました。
すべてのシューズに名前がついている山長では、今回のドライビングシューズも鹿一(バンブー)、鹿二(タッセル)、鹿三(ローファー)と命名。 カラー展開もネイビー、レッド、ホワイトなど春らしく揃えました!
shika shoes.jpg
大好評のこちらのドライビングシューズ、基本はメンズむけなのですが、女性のお客様からもお問合せが多いのに驚きです。 特に女性のお客様からはフサフサの毛がかわいいローファーが人気です。
このシューズの企画をした山長マーチャンダイザーの猿渡の感想は、
"自分の視野の狭さを実感しました。
今回のプロジェクトを通じて日本におけるシカの今を知りました。
農作物や山林をあらし害獣に指定されていることや、このまま増え続けると500万頭を超えるとか超えないとか? 駆除されたエゾ鹿の革がほとんど流通していないとか知らないことが多すぎましたね。 実際素材を確認したときはインポートの素材との差は感じられませんでした。何回かの打ち合わせをしていて関わっている人の苦労や熱意を感じ、絶対によいモノを作ろうと強く思いましたね!"
more trees さんを通じて、シカ革生産者の方や問屋さんなどお取引先とつながり一緒に開発できた今回のシカシューズ。
ぜひお店に行ってごらんくださいませ。
☆シューズの売上げの一部がmore trees の活動の支援になります。
Project Archives